世界各国が入国制限をして自宅待機を呼びかけるなど緊急事態に突入しています。
新型コロナの震源地の中国ではだいぶ収まってきているようだが
今度はヨーロッパや北米が感染のピークを迎えている。
1ヶ月前の予想よりも遥かに大きな被害を与えてきている。
すでにリーマンショックを超えたダメージなのは確実だ。
いろいろな情報が飛び交っていて、特にyoutubeを使って個人が発信している情報も含めると
間違った情報が拡散してしまっている感もあると思います。
今回、僕自身が期間工という非正規社員であることから
今後の工場の稼働状況と非正規社員の行く末という観点で情報をまとめてみた。
すると以下のようなシュミレーション結果となる可能性が高いです。
↓
感染者数が激増する
↓
東京オリンピック中止発表
↓
ロックダウン(閉鎖)
↓
工場も生産停止
↓
工場再稼働後も生産調整、減産が起きる
↓
非正規社員の更新が途絶える
このシュミレーションについて考察してみます。
日本もロックダウンが起きる
世界各国の新型コロナ感染者数と比べて、日本の感染者数がやたら少ないのは検査自体を行っていないからだそうです。
しかし、いよいよ検査キットが導入されて日本全国で容易に検査が行われるようになります。
すると当然、いままで表に出てきてなかった感染者の数がドンドン増えていき見た目上で爆発的に増えたようになります。
この事により、日本もヤバイぞということになり、東京オリンピックが中止せざるを得なくなります。
いままで東京オリンピックを開催するために、新型コロナに対する目立った対策を行ってきてませんでしたが
中止が発表されればロックダウンなど思いきった対策を打つようになります。
感染者が突出して多い都市の出入りを禁止したり、
集会やイベント開催を完全に禁止したり、
今まで以上に規模が大きく厳しい対策を打つようになるでしょう。
特に、東京をロックダウンするなどの事態が起きた場合の経済的なダメージは測りきれません!
東京、大阪などの大都市は感染もしやすい状況なので可能性的には大いにありうる自体です。
工場の生産停止、生産調整、減産が起きる
ロックダウンが起きてしまった都市は工場の生産はすべてストップ。
当然出勤することができません。
そして一部の工場で生産がストップしてしまうと
部品の供給ができないなどの理由で他の地域の工場もストップしてしまう可能性が大です。
ロックダウンなどの処置は海外で行われているのを見ていると2週間から1ヶ月程度となっています。
日本でもおそらくこの程度の期間はロックダウンされてしまうでしょう。
トヨタ、日産、ホンダ、北米工場の生産を一時停止…新型コロナウイルス
日産自動車(Nissan)の米国部門は3月18日、米国内の工場の生産を3月20日から一時的に休止すると発表した。
今回の発表は、米国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けての対応だ。3月20日から4月6日までのおよそ2週間、米国内の工場での生産を一時的に休止する。
ホンダが北米の全工場を稼働停止、販売減で—新型コロナウイルス
米国内で広がる外出禁止などの措置により、販売減が見込まれるために生産調整に踏み切るという。
そして、ロックダウンが解除された後は、大幅な生産の見直しがされて
生産調整や減産が確実に起きます。
実際に、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が3/19に
次年度の新車販売台数見通しの公表を見合わせました。
おそらく自動車は世界的に、まったく売れなくなるでしょう。
自動車は国内向けよりも海外向けの方が数字がデカイですから、その影響はかなりのものになると思います。
非正規社員の更新が途絶える
そして・・・
期間工、派遣社員、業務請負、契約社員、臨時職員、アルバイト、パートなどの非正規雇用の人たちは合法的に会社を去る事になります。
僕がやっている期間工の仕事も3ヶ月ごとに更新をしていて
毎回しっかり契約書にサインと捺印をして契約更新を行っています。
それが「今回は更新できません」という一言でクビになるんです。
まあ、そういう契約っていうのは始めから知って、やっているわけですから
会社を責める訳じゃないですが^^;
このまま行くと体力の無い会社に非正規で働いていると、早ければもう来月とか、次回の更新時にはクビに。
大手の自動車メーカーなら徐々に減らしていく感じで非正規社員が残る人数はすごく少なくなると思います。
リーマンショックの時を知っているだけに恐ろしい事態になることが予想されます。
マジでしょぼい会社の派遣社員なんて瞬殺でクビを宣告されますから・・・。
自宅から通っている人はまだ良い方です。
仕事を失うだけですから、家でニートになれます。
最悪なのは派遣会社や勤務先の寮に住んでいる人です。
クビになったら直ぐに退寮を言い渡されます。
実家がある人なら戻ればいいですが、実家もない人はマジでホームレスになります。
おそらくこの解雇の波が4月くらいからやってきます。
今のうちにやれるべき事をやっておきましょう。
まとめ
先月(2月)までは非正規社員も新型コロナの事なんか他人事でなんにも不安ではなかったと思います。
しかし、3月に入って世界各国のニュースを目の辺りにするようになり
段々と自分にも火の粉が降り注いで来ることが想像できるようになってきたと思います。
そして、3/19の現時点では
非正規社員が近い将来に解雇されるということが現実的になりました。
さあ、今からいろいろなケースを想定して少しでも多く準備をしておきましょう!
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