ビレッジハウスは無職でも生活保護を受けている人でも入居できると噂の入居審査がゆるい賃貸物件でした。
しかし、2020年頃からだんだん厳しくなっているという情報が飛び交い始めました。
2021年のビレッジハウスの入居審査の実情を実際に審査を受けてみた僕が感じたことをまとめてみたいと思います。
結果だけ言うと、2021年6月に審査を受けましたが、あまりに対応が悪かったので途中でこちらから審査を辞退して諦めました。
その後、普通の不動産屋で物件を紹介してもらい、アパートの契約を済ませて無事部屋を借りる事ができました。
ビレッジハウスの入居審査がゆるいのは過去の話
2017年より雇用促進住宅を買い上げて、低価格の賃貸物件を取り扱うようになったビレッジハウス。
始めはゼロからのスタートなのでとにかく部屋を埋めなければいけないので誰でも審査がゆるく入居することができたようです。
それこそ無職でも生活保護を受けていてもスルーされていたというのは本当だったようです。
しかし、2020年くらいから部屋の入居率が上がってきて、新しく入居する人の審査を厳しくするという噂が立ち
実際にこの年を堺に厳しくなってきたようです。
僕が審査を受けたのは2021年6月。
期間工として2年以上の勤務実績があり仕事も在籍している状態です。
連帯保証人は付けることができない。
カードなどのブラック情報は無い。
ビレッジハウスと不動産屋の入居審査の違い
おそらくビレッジハウスの入居審査の実態を初めから知っていたら、それなりの対処をして乗り切って契約できたでしょう。
普通の不動産屋の入居審査とビレッジハウスの入居審査は大きく違います。
↑ここをまず押さえておかなければいけません!
普通の不動産屋で入居審査をする場合は、『審査を通す』目的で不動産屋の担当営業マンも動いてくれます。
必要書類を詳しく教えてくれたり、不足があれば向こうから催促して連絡してくれます。
こちらの入居審査を手伝ってくれるのが不動産屋の営業マンです。
しかし、ビレッジハウスの入居審査は大きく違います。
まず、担当の営業マンは付きません。
すべて電話とメールでやり取りするので、コールセンター側に申し込みの人のファイルが作成されているようなイメージです。
コールセンターに電話すると電話に出たビレッジハウスの人がそのファイルを出してきて、それを見て話をすすめるイメージです。
なので基本的にビレッジハウス側のコールセンターの人は担当者意識はまったくないので事務的な対応となります。
聞かれた事を規則にのっとって答えるという非常に人間味の無い対応です。
入居審査を受ける側がマニュアル(メールで送られてくる書類)通りに必要書類を提出して、ビレッジハウス側がそれを受け取り淡々と手続きを進めていくといった感じです。
申し込みから入居審査までの手順
ビレッジハウスの入居審査手順はだいたいこんな感じになります。
①内見やネットで希望の物件を決める。
②内見時に直接申し込むか、電話で申し込む(物件の仮押さえ)
③申込書一式を期限までに提出(2日間の期限)
【申込書一式】
1.個人様用申込書一式
【申込時(審査時)必要書類】
1.写真付身分証 表裏両面の写し(運転免許証・在留カード写し等)
2.収入証明(給与明細直近1ヶ月分、年金受給ハガキ等)
3. 口座振替予定銀行口座の口座残高の通帳の写しと 給与受領口座の口座残高の通帳の写し
※上記2点の提出が必要となります。
書類に不備があると提出期限を決めて迫られます。
その期限を過ぎると仮押さえが無効となり他の希望者に回ってしまいます。
④審査通過後、契約
コールセンター・契約事務センターとのやり取りは最悪
ビレッジハウスの入居審査は必要書類がしっかり揃っていれば淡々とやり取りをするだけになり、そんなに難しいことはありません。
ただ、初めてビレッジハウスに申し込む人はわからない事だらけ、初めての事だらけだと思います。
そうすると向こう側とやり取りをしなければいけません。
正直、電話とメールだけで入居審査の必要書類のわからない部分を上手に解決するには相当な苦労を必要とします。
コチラも素人ですし、コールセンター側も2017年スタートの新しい会社なので正直、人材の質はあまり良くありません。
さらに、担当者がいるわけではないので、話の文脈が電話をかける度に飛び飛びになり、難しい込み入った話ができません。
さらにさらに、担当者によって見解が違う場面も出てきて、さっきはOKだったのに、今度はNGとなったり…。
僕が入居審査を途中で諦めた原因がこのやり取りの要領の悪さです。
・向こうのミスでこちらのメールアドレスを書き間違えて必要書類が送られてこずそのまま放置。普通メールアドレスが違ったら電話掛けてくるでしょ。
・必要書類が送られてこず、提出期限に間に合いそうにないと言ったら、それでは仮押さえが無効になります、との回答。(マニュアル通りの回答しかできない)
・緊急連絡先を父にして電話番号を固定電話にして提出したら、携帯電話番号にしてくださいと言われたのでわざわざ父に連絡して書いて提出、その後、父は高齢なので他の人に替えてくださいと言われた。(初めからそう言ってよ)
・いろいろ訂正して書類を提出後、最後の最後に『弊社所定の「収入および就業証明書」をご提出頂きますようお願い致します。勤務先担当者様に日付含むすべての項目をご記入、社印を押印頂いた書類をご提出ください。』しかも提出期限はたった4日、その内、休日が2日間あるので実質2日で提出しなければいけない状況でした。
自動車メーカーという大きな会社で社印付きの書類を2日で用意できると思います?
この無理ゲーを迫られて諦めました。
上手に入居審査を通過させる方法
ビレッジハウスの入居審査の書類提出の難解さはかなりレベル高いです!
提出もPDFでメール添付なのでそこら辺の作業レベルも必要になります。
入居審査で失敗した僕が、もう一度ビレッジハウスの入居審査を受けるとしたら
不動産屋に仲介を頼みます。
不動産屋に仲介してもらうと手数料を払わないといけないんじゃ?と思うかも知れませんが
不動産屋へ払う手数料はビレッジハウス持ちなので入居者負担では無いんです。
なので、入居者も不動産屋もwinwinとなります。
仲介を頼めば必要書類も手取り足取り教えてくれるし、相談にも乗ってくれます。
なので、初めてビレッジハウスに申し込もうと考えているなら不動産屋の仲介をおすすめします。
マジでビレッジハウスの入居審査の書類提出の難解さはヤバいです!
最後に
僕はビレッジハウスを諦め、普通のアパートを契約してしまいましたが、今考えてもビレッジハウスの賃貸物件はかなりお得だと思います。
次借りるならビレッジハウスにしたいと思うくらいです。
なので、入居審査ごときでつまずいて欲しくないのでこの記事を書きました。
かなりディスった記事内容となってしまったかも知れませんが愛のあるムチだと思ってビレッジハウスさんには改善してほしいです。
マジで切れそうになりましたから。
ビレッジハウス借りるなら不動産屋に相談しよう!
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