廃油回収の仕事内容と求人に応募する前に確認するべき点は!?

転職の話

僕が以前働いていた産業廃棄物の収集運搬の仕事の系列会社で
廃油のリサイクルを行っていました。

同じように廃油回収も産廃の収集運搬の仕事となります。

廃油回収の仕事も知らなければどんな仕事内容か気になりますよね!?
たまに求人が出ているので産廃系の仕事を探している人は聞いたことがあるかもしれません。

今回は廃油回収の仕事について話をしてみます。

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廃油回収の仕事内容

廃油回収の仕事内容

廃油回収の会社は廃油のリサイクルを行っています。
使用済みの廃油を回収してきて、不純物を取り除いた精製油を燃料として販売しています。

なので廃油会社の仕事は主に

トラックやタンクローリーでの回収業務と
不純物を取り除く精製業務、
そして精製油をお客さんに届ける配達業務に分かれます。

廃油回収の会社の求人を見かけたとしても
その求人が回収業務なのか、精製業務なのか、配達業務なのかわかりません。

たしかに、一番人数が必要なのが廃油回収の業務なので
必然的にその業務に就く可能性は高いですが
同じ会社内で移動することも考えられるので
どの仕事に配属されても心の準備だけはしておきましょう。

廃油の回収先は主に工場となります。
工場ではさまざまな種類の油が使用されます。
なので思った以上に工場からの廃油の量は多いんです。

あと若干量にはなりますが家庭から出る使用済み天ぷら油や
飲食店から出る使用済み油があります。

廃油の回収はタンクローリーがメイン

廃油の回収はタンクローリーがメイン

廃油の回収業務にはトラックで行く場合とタンクローリーで行く場合があります。
メインとなっているのがタンクローリーで、4キロリットルから8キロリットルまでの
中型のタンクローリーを使用します。

容量によっては大型免許が必要になるので取得するようになるかもしれません。
トラックでの回収は2tトラックが多いと思います。

タンクローリーで廃油の回収に行く場合、危険物取扱者の免状が必要になります。
おそらく入社してから取るように言われると思います。

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大型自動車免許と危険物取扱者(乙四)を持っていれば
タンクローリーでの廃油の回収ができます。

廃油回収のきついところ

廃油回収の仕事内容がきついか?きつくないか?
と言われれば、きつくは無いと言えます。

廃油は液体なので手で持って積むということがありません。
トラックでの回収の場合、一斗缶やペール缶を持つこともありますが
タンクローリーでの回収には力を使いません。

タンクローリー車のホースの取り回しに力を若干使いますが
それほど大変だとは思わないでしょう。

あえて、きついと思うところを挙げれば
仕事で真っ黒になることです。

廃油の色は真っ黒です。
仕事をする上でこの廃油で汚れないということは絶対にありません。

制服が汚れるだけなら良いですが
自分のTシャツや靴下、そしてパンツにまで染み込んで汚れてしまうことがあります。

顔や手に廃油が飛び跳ねて付くこともあるでしょう。
ちょっと擦っただけで黒い廃油が広がってしまいます。

廃油屋さんは真っ黒に汚れている、という印象しかありません。

家で選択をする人がかわいそうだな、と思ってしまいます。

廃油をリサイクルする産廃会社

廃油をリサイクルする産廃会社

最後に、廃油のリサイクル工程について話してみたいと思います。
実は、廃油リサイクルの工程で熱を加えます。

いくら廃油とは言え、油に熱を加えるんですから危険で無いわけがありません。

実際に何年かに一度、廃油のリサイクル工程で爆発事故が起きます。
最近見た一番ひどい爆発事故は2人の作業員が死亡しているくらい大きな規模の爆発事故でした。

産廃の従業員はモラルが高いとは言えません。
そんな人たちが油を加熱しているんですから危険で無いわけがありませんよね。

このような事故がある仕事だということは頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

まとめ

産業廃棄物を扱う会社の中でも廃油の会社は力を使わないので
楽だという理由で人気があります。

しかし、その反面、爆発事故のように危険と隣り合わせだということも頭に入れておいてください。

また、産廃系の仕事の中ではワースト1に汚れる仕事と言えます。
汚れるのが嫌な人はこの仕事には向かないです。

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