40代で転職して悲惨だった物語【その4】定時上がりで年収400万円の仕事に就職

40代で転職して悲惨だった物語【その4】ほぼ定時上がりで年収400万円の仕事に就職 40代で転職して悲惨だった物語

40代で転職して悲惨だった物語の第4話です。

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40代で転職して悲惨だった物語【一覧】

 

夜勤専属の派遣社員をやりながら良い求人を探し、
ピンポイントで応募したり、面接を受けたりしていました。

この時点ではまだ、給料が良くて、休みが多くて、楽な仕事、つまり理想を追い求めていました。
給料が激安のところは除外して、40代でそこそこ給料がもらえる
具体的には年収で400万円以上を狙える仕事を探していました。

40代で年収400万円と聞くと、少ないと感じるかもしれませんが
転職していきなり400万円もらえる仕事って、ホント少ないです。

給料が良いところというのは大抵、残業が長い仕事ばかりです。
僕は残業は絶対に少ないところが良いと思っていたので
長時間残業で稼ぐ仕事は絶対にイヤでした。

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残業なしで年収400万円の仕事

残業なしで年収400万円の仕事

年収400万円以上で残業が少なそうな仕事・・
この条件で探してみて仕事内容を見ながら応募をしたりしていました。

そんな中で、残業はほぼ無し、月収で30万円、ボーナスありという求人を見つけました。
計算すると400万円はギリギリクリアしそうです。

土曜日は隔週なので少なめですが、長期連休はしっかり1週間取れるようでした。
全てが期待通りというわけではありませんでしたが
条件的には悪くないと思い、まずは応募してみて、面接でいろいろ聞いてみようと考えました。

この仕事というのは産廃関係の鉄くずドライバーの仕事です。

過去に、産廃ドライバーの経験があったので仕事内容的には知っていたので
それほど抵抗感はありませんでした。

産業廃棄物業者の仕事なら、比較的楽で、残業が少なくて、そこそこの給料がもらえるのは納得できます。

熟考の末に入社を決意

熟考の末に入社を決意

さっそく応募のために電話をすると、まずは履歴書を持ってきてくれということだったので
車で20分と比較的近い会社だったので持参して持って行きました。

そしてトントン拍子に面接の日程が決まり、応募から1週間後に面接の運びとなりました。

面接に現れたのは結構若い社長で、産廃会社にありがちな3代目の社長ということでした。
年齢的にも近いこともあり、話は盛り上がって良い感じでした。

僕がこの面接で確認したかったのは、給料と休みと残業のことです。
給料は求人票に書いてあった通りで月収30万円ねボーナス2回で、年収400万円は行くそうです。

休みは隔週の土曜日、そして長期連休時には若干の休出があるとのこと。
残業はやりたい人が残ってやっていく感じで、早く帰りたければ定時上がりでもOK。

まあ、概ね求人票の想像通りでした。

「この条件なら悪くない」

そう判断した僕は入社を決意。
派遣会社には辞める連絡を、スクラップ会社には入社する意思を伝えました。

辞めるまでの約1ヶ月間はしっかりと派遣会社で働き、その後はスクラップ会社に入社しました。

入社3日間で決断する事柄

入社3日間で決断する事柄

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入社を決めて、仕事が始まったらもう仕事一筋で頑張らなくてはいけない。
そういう考えは、ちょっと危険です。

入社してまずやるべき事は、
「この会社はブラックではないか?」
「自分に合った会社か?」
を冷静に考える必要があります。

求人票を見て、面接を受けて、入社を決めるまでに
いろいろとその会社の評判等を徹底的にブラックな会社でないか調べる必要があります。

しかし、やはり入社してみないとわからない部分がかならずあります。
それを入社して直ぐに調べ上げる必要があります!

入社してみないとわからないのが、人間関係です。
それと、細かい会社独自のルールを考慮に入れる必要があります

僕がこのスクラップ会社に入社して「アレ?」と思ったのは

・30分前の強制的な出社
・有給休暇が無いこと
・社内カースト制度

この3つです。

小さい会社によくある8時出勤なのに半強制的に30分程度早く来なくてはいけないという独自ルール。
ほとんどサービス残業と同じなのでできればやりたくない制度です。

しかし、正直、これは大多数の会社でやられている事なので言い出せばキリがありません。
半分諦めるしか無いと思います。

そして、入社して喋るようになった人に聞き出した衝撃的な事実がこれ、
有給休暇という制度が無いという事実です。

僕が今まで働いてきた会社は有給が比較的取りやすい会社が多かっので
有給休暇という制度が無いと聞いたときは衝撃を受けました。

最期に、入社3日間でもっとも衝撃的だったのが社内カーストが酷すぎる事です。
スクールカーストならぬ、社内カースト制度は、まあどこの会社にもあるとは思いますが
この会社のカースト制度はかなりヒドかったです。

まず、仕事がカースト上位の人から順番に良い案件をゲットしていきます。
そして、乗るトラックも当然、カースト上位の社員から新しいトラックに乗っていきます。

つまり、社内カーストの上位に行かなければ良い仕事、稼げる仕事にありつけないという構造になっていたんです。

多くの会社の社内カーストは人間関係だけの構造で終わると思いますが
この会社のカースト制度は仕事の内容まで影響してきているんですから、
底辺に位置した社員は、まさに文字通り『奴隷』の扱いを受けます。

当然、40代後半の新入社員のおっさんはカースト制度の底辺スタートは決定的。

年収とか、休みとか、言う前に、
それ以前に、人間としての尊厳を無視した扱いに我慢ができませんでした。

結局、入社3日で退社を決意。
3日目の帰りには社長に辞めると言いました。

3日で辞めれば経歴にキズが付かない

3日で辞めれば経歴にキズが付かない

僕が3日で辞めるのを決意した理由は、入社の書類手続きがまだ終わってない段階で辞めた方が経歴にキズが付か無いからです。

3日で辞めれば健康保険の手続きもまだやってないだろうし、年金の手続きもまだやっていない可能性が高いです。
つまり、書類的にはこの会社で勤めていたという経歴が残らないということです。

書類的に経歴が残ってしまうと、
次の会社に出す書類の『雇用保険被保険者証』などで、短期間だけ働いていた形跡がバレてしまいます。

なので、新しく就職した会社で、直ぐに辞めたいと感じたならば3日の間で辞めた方が得策です。
1ヶ月で辞めると、短期間で辞めた経歴がどうしても隠しきれずになってしまいます。

こういった理由から、たった3日間で辞める決断をしました。

また、転職活動に逆戻りしてしまったんですが
その後の話はまた次回で。

ストーリー【その5】へ続きます。

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