40代で転職して悲惨だった物語の第3話です。
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夜勤専属の派遣の仕事をやりながら昼間は転職活動をする生活をスタートしました。
この期間の生活を一言で言うと、非常に楽しかったです。
仕事は楽だし、転職活動も腰を据えてじっくり探せるので
あれこれ求人情報を眺めながら、自分が働いたらどうだろう?
と想像して妄想の世界を楽しんでいました。
夜勤の派遣仕事をしているおかげで、焦って探す必要がなかったので
比較的条件の良い求人だけに的を絞って応募していました。
面接で詳しく条件を聞いて、こちらからお断りを入れた会社もあります。
今回はそんな転職活動がどうだったかを話してみたいと思います。
転職生活の日々の流れ
派遣の仕事というのは単純作業が多いのでおおよそ1ヶ月もすれば慣れます。
僕の働いていた仕事は基本、残業が無いので
毎日、23:00-8:00の定時で仕事を終了していました。
ハローワークの新着求人情報と地元の求人誌の新着情報を毎週、決まった曜日にチェックして
気になる求人があったら、その会社の情報を調べたりして、けっこう忙しくしていました。
▼入社前にブラック企業か調べる方法▼

普段の生活のパターンは昼過ぎに寝て、20時前に起きるパターンなので
転職の面接を入れる時は、できるだけ午前中に入れてました。
たまに寝ている時に応募した会社から電話がかかってくる時があったので
(かといってスマホの電源をオフにしておくと目覚ましが掛けれないのでオンにしてあった)
ちょっとイラっとしたこともありました。
とは言え、毎週のように面接があったわけでは無いので
夜勤専属の派遣社員で働きながら転職活動をしていた半年間は非常に穏やかな日々を過ごしていました。
40代の転職活動で気づいた事
20代、30代の時にも転職活動は何回もやったことがありますが
やはり40代になっての転職活動は一味違います(笑)
面接の時の反応が若い時とは全く違います。
雑談やプライベートな会話はほとんど無く、時間も短い面接が多いです。
もっとも意外だったのが、前職を辞めた理由を聞いてくる面接官が少なかったことです。
ざっくり計算すると3分の1の人しか退職理由を聞いてきませんでした。
「どうせネガティブな理由だろ!?」
「理由を聞いてもホントの事は話さないんだろ!?」
そんな理由なのかもしれませんが
こちらとしては聞かれた時の為に、何度も練習をしてきたんですから、聞いて欲しかったですね。
僕の考えた退職理由は、真実とはまったく関係なくて
『僕の所属していた部署が仕事が薄くなり消滅、他の部署へ移動するか、新たに違う会社で頑張るか、迷いました。』
『悩んだ末に違う会社で頑張っていこうと考えて転職することにしました。』
こういうウソのストーリーを考えて面接に挑みました(笑)
このストーリーはどんな会社にも応用できます。著作権フリーなので是非使ってみてください!
業績悪化⇒部署が消滅⇒部署移動か?転職か?⇒転職!
この流れです。
そして、最近の底辺労働の求人要項では『20時間の残業代込』といった表現が多いです。
この表現を使っている求人はマジでヤバイ所が多いので注意してください!
残業代込と言いながら給料額はそれほど高くないし、
20時間以上働いたとしても+αで残業代が出ないところが多いのです。
40代で転職活動をするのには、こういったヤバい会社を見分ける目を持つ必要があります!
40代で入れる会社はかなりの確率でブラックの可能性があるからです!
僕も面接を繰り返すうちに、ヤバい求人、ヤバい会社の見分けがつくようになってきました。
残業代込だということを面接の時にカミングアウトしてきた会社は、
入社試験合格の電話が掛かってきた時に、丁重にお断りしました。
車をぶつけたら、修理代を給料から差っ引くという運送会社も
こちらからお断りしました。
ネットで会社のクチコミを調べていくうちに
かなりヤバい会社だと判明したので、こちらも入社寸前でお断りしました。
こちらが面接してやるぞという気持ち
何度も言うようですが、40代に入社の門を開いている会社はブラックの可能性が高いです。
応募する前にブラックかどうか調べる必要がありますが
面接の時に、その会社の実態を暴いてやるぞ、という気概で臨むべきです。
そういった冷静な目で、応募した会社を見て
入社しても大丈夫なのか判断してみてください。
一番良くないのが、
・なかなか就職がきまらない
・お金が無いから早く就職したい
・転職の実情を知らない
こういった理由で焦って就職をしてしまうことです。
焦って探すと中途半端な判断で決めてしまうので
条件の良くない、ブラックな会社に入社してしまう可能性が高くなります。
さいごに
そんなこんなで、夜勤専属をやりながら転職活動をしたおかげで
じっくりと、そして冷静に会社を判断することができました。
約半年間ですが楽しんで転職活動をすることができたんです。
中には、こんな会社もあるんだ・・(だれが入社するんだろ?)と驚いたり
収入だけを求めるならこの仕事でもアリだよな・・と思ったり
その時の自分にあった仕事を探すことができました。
その後、ある会社に正社員として就職することになるんですが
その話はまた次回で。
ストーリー【その4】へ続きます。

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