40代で転職を7回経験したブログ運営者の僕がそのすべての仕事を解説します。
10代から30代までを含めると転職回数17回を誇る転職のプロフェッショナルです(笑)
さすがに40代での転職はかなり厳しかったと言わざるを得ません。
ブログでも転職の解説は公開していますが40代の転職に限定してまとめてみました。
40代で転職を考えている人にお役に立てるように
成功談ばかりでなく、失敗したことも赤裸々に語っていきたいと思います。
産業廃棄物収集運搬ドライバー
産業廃棄物収集運搬ドライバーは僕が39歳の時に入社した仕事です。
トータル5年くらい勤めた、僕の中ではかなり長い期間働いた仕事の一つです。
ほとんどの産廃会社は中型トラック免許を持っていれば大丈夫です。
(旧免許制度の普通免許で乗れるトラック(4tトラック))
僕の場合は入社してから大型トラックの免許を取得しました。
3Kと呼ばれる不人気職種で、古くからいる人材はやはりまともな人が少ない印象です。
産廃会社の給料は比較的高い場合が多く年収400万円以上は狙えます。
意外と離職率が低い業種でもあります。
一般の仕事から入ってくると、人も仕事も「ゆるい」と感じることが多く
この職種で慣れてしまうと一般の仕事に戻れない可能性があります。
この業界は40代でも入社できる可能性がかなり高く
仕事内容と給料のバランスを考えた場合、おすすめの職種です。
▼詳しい仕事の内容▼
派遣社員(工場勤務)
40代で入社し易い仕事No.1と言えるのが派遣社員でしょう。
来るもの拒まず、去るもの追わず、
の精神で希望すればどんな人でも仕事にありつけるのが派遣社員です。
40代前半はもちろん、40代後半でも全然可能で、
なんなら50代の女性でも働き口があるのが派遣社員です。
現代のセーフティーネット、住む場所すらないという人でも
寮に入って仕事をすることができます。
しかし、賃金は最低ランクで
フルタイムで働いても年収200万円から年収300万円の間の賃金となります。
派遣社員でオススメなのが1部上場大手の工場への派遣社員で
年間休日120日、残業も法令遵守でかなり少なくワークライフバランスを意識した勤務をすることができます。
中小企業への派遣では、仕事の環境も賃金や休日なども良くないところがあり
当たり外れの振れが大きいです。
僕が働いたのも一部上場大手の工場で
夜勤専属勤務で年収300万円くらいの賃金でした。
▼詳しい仕事の内容▼
スクラップ収集運搬ドライバー
前回働いた産廃会社は当たりかもしれませんが、
今回のスクラップ収集運搬ドライバーは完全にハズレでした。
スクラップ会社は産廃系の業界の中でもかなり入りやすい業種だと言えます。
40代くらいなら免許さえあればOK!
言い方を変えれば「誰でも入れる」ということになり
さまざまな種類の人間が働いているカオスな業種です。
僕はたった3日で辞めてしまいました(笑)
中型免許でも仕事はありますが、大型トラックがメインの業界となります。
さらにけん引免許があればさらに高給を狙えます。
ここも産廃系なので給料は比較的高めで、年収400万円以上~を狙えます。
大型免許⇒けん引免許とステップアップしていけば年収500万円以上も視野に入ります。
とにかく仕事内容は非常に簡単で、車の運転がメインなので
向上心がある人には向かない職種です。
▼詳しい仕事の内容▼
工場勤務(正社員)
40代で正社員として働ける工場勤務の仕事は中小規模の会社になります。
従業員数が数人~100程度の小さな会社なら40代でも入る事が可能です。
僕が入ったのは自動車メーカーSUZUKIの下請け会社で
従業員規模100人クラスの小さな工場でした。
この規模で正社員の工場勤務は残業や休出などの時間外労働抜きで月収20万円ちょっと
年収ベースで300万円前後となります。
収入を増やすには残業と休日出勤となるので
時間外労働が月ベースで50時間を超えるような会社も多いです。
残業を含めて年収で400万円以上は狙えます。
やはり大手の工場勤務と違うのは休日出勤と残業時間が安定していないということです。
忙しい期間はハンパ無く時間外労働を詰め込まれます。
この正社員での工場勤務はたった1週間で退職してしまいました。
40代の転職者としてはかなり高額の給料額を提示してくれたんですが
仕事が超ハード過ぎたので、たった1週間で辞めるという決断をしました。
▼詳しい仕事の内容▼
トラックドライバー
トラックドライバーは40代でも簡単に入社することができる業種の一つです。
経験さえあれば50代でも全然可能で、
未経験の40代は4tトラックからスタートすれば入社することができます。
僕の場合は大型免許を持っていたことと、若干の運転経験があったので
面接時に「しょっちゅう大型トラックに乗っていました」とウソを言って入社することができました。
地場の4tトラックドライバーなら年収300万円から
大型トラックで距離を走る仕事なら400万円以上を狙えます。
トラック業界の慣習としてボーナス額は非常に少なく
毎月の収入を多めに設定してある場合が多いです。
どちらにしても年収ベースで考えると300万円~400万円となるでしょう。
大型で長距離を走れば500万円くらいまでは狙えます。
さらにトラックドライバーで高給取りを目指すなら
大手運送会社の夜間路線ドライバーがおすすめです。
西濃運輸などの路線ドライバーなら年収600万円以上も狙えて
大手の福利厚生を受ける事ができます。
トラックドライバー全般に言えることですが
事故を起こしたり、免停などを受けた場合、トラックに乗ることができません。
そうすると倉庫仕事に従事することになり
給料がアルバイト並に下がることになります。
手取り15万円とかに下がってしまいます。
そういった危険性のある仕事だと思っておいた方が良いです。
▼詳しい仕事の内容▼
建材会社のトラックドライバー
住宅を建てるときの資材を運ぶ会社が建材会社です。
新しい家がどんどん作られていく様子を目の当たりにできて
非常に楽しんで仕事ができるのが建材のお仕事です。
僕が入った建材会社は従業員数たった5人の零細会社で
社長のワンマンの方針に嫌気が差して4ヶ月で退社しました。
この規模の会社なら40代でも面接の善し悪しで簡単に入社することができます。
ほぼ社長の意思ですべてが決まってしまいますから
40代の転職先として零細企業はアリだと思います。
ワイワイとできる仲間がいれば続けていくことができたかもしれませんが
従業員数が少ない会社は、変な古参メンバーや社長がいると
会社の雰囲気がスゴく悪くなり新入社員にはキビしい会社になってしまいます。
従業員数が少ない零細企業はほとんどの会社で給料が安いです。
毎日1.5時間のサービス残業が必須で手取り20万円弱、
年収で300万円というのが実態です。
この会社の場合、給料よりもメンバーや会社の雰囲気が悪かったです。
▼詳しい仕事の内容▼
期間工
現在、僕が働いているのが大手自動車メーカーの期間工の仕事です。
期間工と言えば20代の若い人が短期間で働くというイメージだったんですが
実際に働いてみると意外に年齢が高い人が多い印象です。
40代の転職先として期間工は全然アリだと思います。
期間工は読んで字のごとく、期間を定めた従業員なので
ある一定期間(殆どの場合2年11ヶ月)になると強制的に失職します。
なので長期に安定した仕事を求めている人には不向きですが
短期間で貯金をしたい、といった人にはちょうど良い仕事になります。
殆どの期間工の仕事には寮が有り、家賃と光熱費が無料です。
なので寮に入って期間工の仕事をすれば食費だけ掛かり
残りを貯金することができるんです。
期間工の給料は配属された職場によってまちまちで
年収350万円~年収500万円くらいの大きな振れ幅があります。
夜勤有りの交替勤務で残業マックスの職場に配属されたら
年収500万円にマジでいきます!
僕の場合は交替勤務だけど残業はほとんど無い職場なので
年収438万円という結果でした。
40代でも入れるメーカーは限られていますが
期間工として一定期間働いて貯金をするっていうのも全然アリな選択ではないでしょうか!?
▼詳しい仕事の内容▼
40代でも入りやすい職種【介護職】
ここからは僕は経験していないですが40代でも入りやすい職種として紹介していきたいと思います。
40代でも入りやすい職種として介護職が挙げられます。
僕の知り合いが介護職で働いているので情報は色々と聞いています。
ただ、介護の仕事は離職率が超高いです。
離職してしまう理由は
・仕事がキツい
高齢者のシモの世話など慣れない人にはキツい仕事が多い。
・人間関係
介護の職場は医師を頂点とした完全なヒエラルキー社会です。
その最底辺に40代で入るんですからかなり精神的にキビしいと思います。
・給料が安い
年収300万円すら狙えないのがこの業界の最底辺です。
年収200万円前半からスタートすると思っていたほうが良いでしょう。
逆に、これらのことを初めから想定していて、対策をしていれば
介護職でも仕事を続けて行けると思います。
仕事がキツいのは慣れるしかないし、人間関係はそのつもりで奴隷として働くくらいに思っていれば良いし
給料が安いのは副業で収入アップをはかれば良いんです。
これらをクリアすれば、平日休みで年間休日も多め、
従業員に女性が多いのでモテる。
といい事もけっこう多いんです。
僕なら、介護職も全然アリだと思います。
▼詳しい仕事の内容▼
40代でも入りやすい職種【飲食業】
40代で入りやすい職場として飲食業が挙げられます。
飲食業の印象としては
・労働時間が長い
・休みが少ない
・接客が大変
といったことが挙げられると思います。
正直、飲食業はおすすめできません(笑)
ただ、向いている人もいるというのも事実です。
40代でも飲食業に転職して生き生きとして働いている状況を見ているので
好きな人には是非チャレンジしてみて欲しい職種ではあります。
その際、嫌だったら即辞める
言いたいことはズバズバ言う、などとあらかじめ決めておけば
仕事のことで悩むことは少なくなると思います。
特に、飲食業の場合は
嫌なら即辞める、向かなかったら即辞める
というのはスゴく重要だと思っています。
▼詳しい仕事の内容▼
40代におすすめの職種【専属ドライバー職】
僕が40代の転職者におすすめの職種を紹介したいと思います。
まず、一つ目は専属ドライバー職です。
この専属ドライバー職は、中小企業(会社規模で~100人程度)の会社に良くある
自社便の専属ドライバーの仕事です。(自社便なので白ナンバートラック)
運送会社のドライバー職とは違い、自社便の専属ドライバー職は
福利厚生や給料体制もその会社に則って雇われることになります。
なので運送会社のドライバーをするよりも収入面でも
休日や残業時間などでも、かなり良い条件で働く事が可能です。
よくあるのが50人規模の製造業の会社に1人くらい専属のドライバーを雇っているケースです。
基本8-17時勤務で土日休み、ドライバーの仕事メインで工場の仕事も多少手伝う、みたいな感じで
年収300万円以上、良い職場なら400万円も狙えます。
基本、4tまでのトラックが多く、大型トラックはほとんどありません。
しかし、こういった自社便の専属ドライバー職の求人は数の少なさから
ほとんど募集がかからないのが難点です。
募集要項には40代、50代と指定してあることが多くあります。
たとえば、先ほど上げた派遣社員として働きながらこういった良い求人があったら応募してみる
といった戦略も立てることができます。
▼詳しい仕事の内容▼
40代におすすめの職種【コンビニ店長職】
もう一つ、40代の転職者におすすめの職種を紹介したいと思います。
それはコンビニの店長職です。
僕は20歳の時にこのコンビニ店長職を経験しました。
コンビニ経営はニュースにもなるくらいかなりブラックな部分があります。
正直、いまコンビニ経営はやるべきでは無いです。
しかし、現在運営している儲かっているコンビニに乗っかるというのはアリだと思います。
具体的に言うと、儲かっているコンビニオーナーは複数店舗を経営している人がいます。
中には法人化して会社としてコンビニを経営しているオーナーさんもいます。
そんなオーナーさんの悩みは、
「お店を任せておける店長がいない」
ということです。
オーナーの考えはそれぞれの店舗で1人、店を仕切ってくれる人材を欲しがっています。
雇われ店長、言ってしまえばこんな感じです。
オーナーによってはかなりの権限を与えてくれます。
バイトやパートの面接など。
40代で自尊心を満たしてくれる仕事はなかなかありません。
コンビニの店長職はそんな40代の転職先として自尊心を満たしてくれるだけでなく
仕事へのやる気を満たしてくれる職場になり得ます。
給料や休日数などは期待できないかもしれませんが
アルバイトやパートの女性と楽しく仕事ができるのがコンビニの店長職です。
もしもあなたが独身男性で結婚相手を探している40代だったら
コンビニの店長職ほど良い職場はないかもしれませんね(笑)
この仕事は求人誌にはあまり出ないかもしれません。
探し方として、
「コンビニの出入り業者に直接聞く」が一番です。
具体的に言うと、コンビニに出入りしているタバコの営業マン。
この人物が狙い目です。
コンビニでタバコの営業マンを見かけたら
直接話しかけて店長を募集しているコンビニがあるかどうか聞いてみましょう。
もう一度言いますが、40代でモテたいなら
コンビニの店長職はかなりおすすめの職種になります!
▼詳しい仕事の内容▼
まとめ
▼僕が40代で実際に転職した仕事7つ▼
▼40代でも入りやすい仕事2つ▼
▼40代におすすめの仕事2つ▼
以上11個の仕事を紹介しました。
40代で転職をするには情報収集は必須です。
情報を制するものは40代の転職を制します。
凝り固まった考えは捨てて、柔らかい思考で40代の転職を乗り切ってください!
コメント