新型コロナ感染症の影響で期間工の募集が停止されています。
コロナショック後に募集が再開された時に40代は採用されるでしょうか?
47歳で期間工デビューして約1年間、日産自動車の期間工として働いてきました。
今後、おそらく更新されずに雇い止めとなるでしょう。
日本の景気が良くなってきた時に、果たして僕は何歳になっているのか
ひょっとしたら40代では無くなっている可能性もあります。
ここからは僕の想像ですが、コロナショック後の期間工募集の再開は
かなり年齢制限が厳しくなると予想されます。
今回はそんなコロナショック後の期間工募集再開について考えてみたいと思います。
コロナショック後、期間工の募集再開はいつ?
この記事を書いている2020年4月現在、自動車メーカーの全ての期間工募集が停止されています。
期間工の募集のみならず、ほとんどの企業で採用活動が停止されている状態です。
何故ならば、日本全体が緊急事態宣言されていて採用活動どころでは無いからです。
採用活動のやり方も、zoomやスカイプを利用したウェブ面接をとりいれたり
今までにない動きになりつつあります。
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今後、本格的な不況になっていき、派遣社員や期間工などの非正規社員の雇い度めが始まるでしょう。
会社が倒産したり、正社員でも解雇されたりと、求職者が一気に増えると予想されています。
リーマンショックでも同じような現象が起き、期間工の募集が1年以上停止されていました。
今回のコロナショックはリーマンショックと比較して規模が大きくなるので
期間工の募集停止期間もおそらく長引くと予想されます。
期間工のシステム自体は無くならないとは思いますが
早くて2年後、というのが現実的な数字ではないでしょうか?
コロナショック後の期間工募集で40代は採用されるか?
僕としては一番気になるのが期間工の募集再開で40代は採用されるのか、という点です。
2年後に再開されるとすると僕は49歳、もう50代と言っても良いかもしれません(笑)
1年前の47歳で期間工デビューした時も40代で入れる期間工を選んで面接を受けていました。
まだまだ40代でも入れる期間工は結構ありました。
しかし、コロナショック後の募集再開では40代以上の人は非常に受かりにくくなると思います。
何故ならば、採用数が少なくて、応募する人が多いため
競争率が高くなり、結果的に20代、30代の若い人から採用されて
40代の応募者は落とされる可能性が高まるからです。
期間工の中でも報酬が高いトヨタ自動車を見てみると
年齢の若い期間工が多く、40代はほとんどいません。
つまり、40代の人まで採用枠が回ってこない状態です。
今後は、現在のトヨタのように20代が主力となり
30代がギリギリ入れて、40代はほとんどいないような年齢構成になると予想されます。
40代以上の期間工の行くすえ
ある程度は予想通りかもしれませんが、40代の期間工は絶滅していくでしょう。
では、僕のように現在、期間工をしている40代の人はどうすればよいのでしょうか?
まず第一に、現在働いているところは雇い止めされるギリギリまで在籍していた方が良いでしょう。
幸い、世の中のムードとして、コロナの影響で雇い止めをするのは良くないという流れができています。
中にはスパッと切っている派遣会社もあるようですが
イメージを重視する自動車メーカーは、本音では雇い止めをしたいところですが
なんとか踏みとどまっている状況です。
しかし、これが1年、2年と続くとは考えられません。
さらに、期間工には最長2年11ヶ月の期限があります。
この期限に達すれば結果的に会社を去ることになるわけです。
最悪なのは、緊急事態宣言が発令されている今、2年11ヶ月の満了を迎える人です。
有無を言わさず、会社から放り出されて途方に暮れているでしょう。
話を戻すと、今後、期間工になれない人が40代を中心に爆増します。
そのような人は、条件が期間工よりも劣りますが派遣社員として仕事を探すしかないでしょう。
入寮できるところもありますが、ほとんどの派遣会社は寮費を徴収しますし、
そもそも、期間工よりも賃金が安いです。
このようにお金の面では良いところが無い派遣社員ですが
仕事内容は、いろいろな会社があるので、中には体に負担が少ない楽な仕事もあります。
考えようによっては40代や50代の人に適した仕事が多いのが派遣社員の仕事だと思います。
僕が一時期働いていた大手企業の半導体を製造する会社は40代、50代の男性と女性が多くいました。
▼日総工産時代の事はこちらの記事でどうぞ▼
もしも、コロナショック後に40代以上の人が期間工の選考になかなか受からないのでしたら
派遣の仕事も視野に入れるべきだと思います。
まとめ
コロナショック前では40代でも入れる期間工の仕事が結構ありました。
しかし、コロナショック後の未来では40代で入れる期間工の仕事は激減すると予想されます。
今現在、期間工として働いているのなら雇い止めになるまで在籍していた方が良いでしょう。
コロナショック後には、期間工になれない人は派遣社員の仕事も視野に入れ、
できるだけ自分の希望に合った条件の仕事を選びましょう。
収入面だけでなく、ワークライフバランスや仕事内容、交友関係などいろいろな側面で
自分に合った仕事を見つけることがアフターコロナでは重要になってくると思います。
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