底辺男の人生エピソードの第１０話目になります。
底辺職場に居る人には何故、歯がない人間が多いのか？
いままで僕は、数々の底辺職場を渡り歩いてきましたが
その中で気付いたんです！歯がない人間が多い事を！
そもそも20代や30代の若者で歯が抜けている人間なんてよっぽど珍しいと思うんです。
しかし、派遣会社や産廃業界の底辺職場では異常な高確率で歯抜けが存在します。
僕がいままで出会った数多くの歯抜けさんの中でも、よりインパクトの高い人間をピックアップして
エピソードを紹介したいと思います。
そして、最期にまとめとして、何故、歯がない人間が多いのか？について真相に迫りたいと思います。
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歯抜けプロファイル１．派遣社員U子さん
僕が以前働いていた会社で利用していた派遣会社のスタッフさんのU子さん（女性）。
見た目は普通、というよりもむしろ可愛い部類に入る女の子です。
当時20代後半くらいの年齢だったと思います。
仕事っぷりも言われたことはしっかりとこなして、
プラスアルファで｢もっとこうしたらどうですか？｣と提案してくるほどのスーパー派遣社員さんでした。
しかし、何故か・・笑うと八重歯が一本抜けたまぬけな笑顔が。。
｢あんな可愛くて普通の子が、何で歯抜けなの？｣
周りのみんなは不思議に思っていました。
たまたま、派遣されて来た時に、ちょうど抜けてしまって、現在治療中なのかな？
でも、しばらく働いているけど一向に治らないし・・。
本人に聞くのはちょっと勇気がなかったので
派遣の友達にソっと聞き出しました。
どうやらU子さんは、プライベートでは異性との付き合いが乱れていて
付き合っていた彼氏に、U子さんの浮気がバレ、
ケンカとなり物を投げられてちょうど歯に当たり、抜けてしまったそうです。
しかも、U子さんの隠された真実として
かなり金使いが荒くて、クレジットで買い物を続けていたそうです。
当然、持ち金はほとんど無く、治療にも行けずにそのまま放置・・
見た目も可愛いし、仕事もできるし、普通に生活していればもっとまともな男性とのお付き合いも出来たんでしょうが
歯抜けの派遣女子に成り下がってしまったら、底辺彼氏に引っかかる可能性大ですね。
なんとも、もったない女の子だな、と思いました。
歯抜けプロファイル２．派遣社員N君
次に紹介するのは派遣社員のN君。
実は、このN君、僕の『底辺男の人生エピソード』シリーズに登場している人物。
第４話の、警察に追われて山奥に逃げ込んだあの男です！
このN君は上の前歯と下の歯が、合計2本抜けています。
見た目が田舎のヤンキーっぽい風貌なので、何故か歯抜けが様になっているんです(笑)
歯を見せる前から｢どうせ歯抜けなんだろ？｣っていう顔つきなんです。
なので、出会ったはじめから、なんの違和感もなく、特別おどろきもしませんでした。
そして、N君の歯が抜けた原因はケンカのようです。
いつから抜けているのかわかりませんが、かなり歴史がありそうな感じです。
歯抜けなのに、何故か様になっているN君でした。
歯抜けプロファイル３．産廃業者Rさん
続いて、約８年前に働いていた産廃会社の同僚のRさんです。
Rさんは年齢は僕より少し上くらいで、当時、45歳くらいだったと思います。
産廃業界歴が長く、20代の頃から業界に入ったズブズブの底辺業界人です。
産廃業界に入ると、特に仕事での格好や汚れなどを気にしなくなります。
中にはプライベートまで汚れた状態でも平気になってしまう人もいるくらいです。
Rさんもそんな感じの人で、仕事中に産廃の設備が顔面に直撃！
前歯が1本吹き飛びました。
まあ、普通の仕事をしている人なら、急いで病院に抜けた歯を持って行って付けてもらいますよね？
しかし、Rさんの取った行動は・・・
そのまま作業続行！！
しかも、抜けた歯は汚物と一緒に産廃行きです(笑)
次の日からRさんは歯抜けとなり生まれ変わりました。
産廃業界を知らない人はエッ！？ってびっくりするかもしれませんが
マジで汚い仕事をしていると見た目なんか、全く気にしなくなりますから。
全身真っ黒になって泥まるけで仕事をしていると
ちょっと怪我をしたって、歯が1本抜けたって、どおってこと無くなっちゃうんです。
歯抜けプロファイル４．派遣社員S実さん
最期に、僕が日総工産で派遣社員として働いていた時の同僚、S実さんです。
S実さんは、会社の寮に住んでいて、一人暮らのようです。
どうやら帰る実家もなく、若くして天涯孤独となってしまったようです。
見た目を一言で言うと、昭和のヤンキー女。
年齢はまだ20代なのに、昔っぽいヤンキールックスをしています。
着ている服も、ちょっと傷んだ茶髪の髪型も、
そしてシンナーでボロボロになった歯も・・w
そうです、S実さんは完全にシンナーで歯をやられてしまったんです。
マジで頭の先から、足の先まで昭和のヤンキーそのもの！
会話もちょっとままならないし、お婆ちゃんみたいに弱々しい身体だし
なんか、こう、彼女を見ると考えさせられるモノがあります。いろいろと。
底辺には何故、歯がない人間が多いのか？
僕が出会った歯抜けさんの中でも印象深かった人物をピックアップしてみました。
まだこの他にも多くの歯抜けさんがいました。
そんな彼らを見て、底辺には何故、歯がない人間が多いのか？
を考えてみました。
まず、抜けた原因として多かったのが
・アクシデント（仕事などの）
・シンナー
この3つが挙げられます。
以外に少なかったのが虫歯で歯抜けになる人です。
さすがに、若い人で歯が抜けるほど虫歯が進行する人は少ないのかもしれません。
で、圧倒的に多いな、と思ったのが、やはりケンカですね。
男女間のケンカで歯抜けとなったU子さん。
若い時のケンカで歯抜けとなったN君。
彼ら以外にもケンカで歯抜けとなった人を多く見てきました。
まあ、普通なら抜けたら歯医者に行って入れてもらうんですが
底辺界隈の人には歯医者に行くお金が無いのでしょうか？
実は歯が抜けたとしても、歯医者に行けばそれほど大きな治療費が掛かるわけではありません。
インプラントにすれば20万、30万と掛かるかもしれませんが
普通に保険診療にすれば、合計で２，３万円くらいで済むはずです。
その２，３万円すら出費を惜しむのか、お金が無いのか。
これは、はっきりとした確証はないのですが
周りに歯抜けの人がいると、｢歯が1本くらい無くても大丈夫なんじゃね？｣と考えてしまい
『歯抜け』が『歯抜け』を増やすというか、『赤信号、みんなで渡れば怖くない』と思って、歯抜けを放置してしまうんじゃないでしょうか？
なので、底辺界隈には歯抜けが多い、ということになります。
どうですか？この仮説は合ってると思いますか？
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