社会保険の手続き中に会社を退職するとどうなるか?
僕は実際に3日で辞めた場合と1週間で辞めた場合の2パターンの経験があります。
また、試用期間で退職した場合は社会保険がどうなるか?
保険証が届く前に退職するとどうなるか?
就職後、すぐに退職しよか迷っている時に不安になりますよね?
僕もそうでした。
そんな短期間で退職した際の社会保険の手続きについてまとめてみたいと思います。
社会保険手続き中に退職(3日で辞めた場合)
まず初めに、入社してわずか3日で退職してしまった会社の話です。
この会社は前職に在籍している時に面接を受けて
辞めて直ぐに入社するようになっていたので
社会保険⇒社会保険へ手続きをしました。
まず初日にさまざまな手続きの書類を渡されました。
僕が医者にかかっていた関係で早く保険証をもらいたかったので
書類は翌日の2日目に渡しました。
もうこの2日目の時点で、このまま続けて働いていけるか悩んでいました。
そして3日目の仕事をしている間、ずっと辞めたいと悩んでいました。
その日の仕事が終わった時には、もう辞める決心をして
翌日(4日目)の朝に電話を入れ、退職すると伝えました。
僕が保険証を早く欲しいと言ったので
社会保険の手続きを早めにやってくれていたと思うんですが
結果的に社会保険の手続き完了前に辞めることができました。
つまり、書類的には僕はこの会社で働いていた形跡は残っていないことになります。
雇用保険の手続きもまだ完了してなかったので
雇用保険の履歴が残らず辞めたことになります。
当然、離職票ももらっていません。
以上が3日で辞めた会社の解説です。
社会保険手続き中に退職(1週間で辞めた場合)
次に1週間で辞めた会社の手続きについて解説します。
上記の会社を3日で辞めた後、一旦、国民健康保険に加入しました。
(直ぐに仕事が見つからなかった為)
なのでこの会社では
国民健康保険⇒社会保険への手続きとなります。
この会社では入社前に書類一式を渡され
入社日に必要書類をすべて提出しました。
(従業員100人規模のしっかりとした会社だった)
そんな手際の良い会社だったからか
入社後、1週間経った日に辞めると伝えたその日に
なんと!保険証が用意されていました(笑)
このタイミングの悪さ・・
向こうの事務員もかなり頭に来ていたかもしれません^^;
そしてめんどくさい事に
国民健康保険から社会保険に変える際に
保険証を提示しなければいけないことになっていて
僕の場合、
国民健康保険⇒社会保険⇒国民健康保険
という手続きをしなければいけないらしく
すでに社会保険の保険証が無いので
市役所で説明してなんとか新しい国民健康保険を発行してもらいました。
結論を言うと、
1週間で辞めた会社は社会保険の手続きが終わっていた。
雇用保険の手続きも完了していたので
たった1週間の在籍していた雇用保険被保険者証が発行されてしまいました。
つまり、1週間勤めただけで
長く勤めて辞めるのと同じ手続きを踏むことになりました。
保険証が届く前に退職するとどうなるか
僕の転職回数17回の経験上、1週間で社会保険や雇用保険の手続きが完了する会社は少ないと思います。
どの時点で手続きが完了したのか不明ですが1ヶ月以上、保険証が来ない会社もありました。
なので1日から3日の間で辞めれば手続きはすべて完了してないのは間違いないです。
1週間経ってしまうと僕のように手続き完了されてしまう可能性があります。
ただ、この問題っておそらく
『次に受ける会社に短期間で辞めた事がバレたくない』
ってことだと思うので、その点についてアドバイスします。
答えから言ってしまうと
たとえ雇用保険被保険者証に日付が入ってしまっても
うまく誤魔化す方法があるということです。
バカ正直に短期間で辞めた仕事も報告したい人はすれば良いと思いますが
そんなことを書いたらまずどこも入社試験に合格しません。
短期で辞めた仕事を書かないのは暗黙のルールと言っても良いでしょう。
で、雇用保険被保険者証から短期で辞めた会社がバレたくなかったら
その前に働いていたところからもらった雇用保険被保険者証を提出すれば良いです。
それは短期で辞めた会社に提出してしまってあると思うので
言って返してもらってください。
基本的に雇用保険被保険者証を提出するのは
雇用保険番号を知りたいからなので、
最悪、その雇用保険番号を伝えれば大丈夫です。
入社直後に辞めるのは是か非か!?
社会保険手続き中に退職するなど、入社直後に辞めることはそんなに悪いことなんでしょうか?
おそらく、入社直後に辞めようと思うということは
そのまま続けていてもおそらく早めに辞めてしまう可能性が高いです。
ということは、早期にその会社から去ることによって
あなたとその会社、双方にとってメリットになると思うんです。
せっかく仕事を覚えた頃に辞められるのが会社にとって一番ダメージが大きいです。
あなたにとってもイヤイヤ勤めていた期間は何の得にもなりません。
それなら、入社直後の早い時期に辞めておくのがベストな選択ということになります。
まとめ
このように就職後すぐに退職することは
その後の就職活動にもそれほど支障をきたさないし
あなたにとっても、その会社にとってもメリットがあり過ぎます。
その為には入社直後にその会社に違和感を感じたら
できるだけ3日以内に熟考を重ね退職するか否かを決めるようにしましょう。
最近の傾向として、明らかなブラック企業と呼べる行為は発見しづらいですが
陰湿な嫌がらせや、いじめ行為が多くなってきています。
精神的に病んでしまう前に退職するようにしましょう。
最後に
僕は今までに転職を16回もしています。
「マズイ辞め方をしてしまったな…」
「この会社で働いてた事は無かったことにしよう…」
なんてことが多々あります。
そんな時に、僕が試行錯誤しながら対処してきた方法を記事にまとめてありますので、必要な記事を読まれてみてください。
前職や前々職の職歴をなかったことにすると、年末調整の時に提出する源泉徴収票の扱いに困ると思います。
これの解決法はコチラです。
3日間などの短期間で仕事を辞めてしまった場合の対処方法です。
雇用保険被保険者証で前職がバレないようにした時の体験談です。
そもそも雇用保険被保険者証がナゼ必要なのか?そこから導き出されています。
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