ブラック企業の体験談 ブラック企業と気付いたら入社3日で即辞めろ!

転職の話

日本経済の悪化に伴いブラック企業のようなタチの悪い会社がはびこっています。
普通の会社だったのにだんだんとブラック企業化が進んでしまったという例もあります。

転職回数16回の僕はブラック企業で働いた体験もあります。
そんなブラック企業の体験談と、ブラック企業に入社してしてしまった時の対処法を伝授します!

転職をする場合、入った会社がブラック企業である可能性は誰もが持っているし
それと気付かずに長期で働いてしまい、身も心もボロボロになってしまうのは忍びありません。

しかし、ブラック企業の見分け方と、ブラック企業に入社してしまった時の対処法を知っているだけで
転職活動を有利に進めることは可能です。

是非、転職活動の武器にしてみてください!

 

▼こちらの記事もどうぞ▼

ブラック企業を見極める面接での逆質問

スポンサーリンク

ブラック企業を辞めたい40代の僕

ブラック企業を辞めたい40代の僕

40代での転職活動ではブラック企業は日常茶飯事です。
「面接に行ったらブラック企業だった」
「入社してみたらブラック企業だった」
こんなことはまあまあ普通に起きます。

なので今でこそ僕はブラック企業のことは何とも思わず
ただ、機械的に対処するだけになりましたが
やはり、初めて転職活動をする人やブラック企業との接点がなかった人には
ブラック企業への対処法に困ると思います。

僕が45歳の時に入社した建材会社はブラック企業だと言えます。
その会社がブラックだと言える根拠は
・サービス残業1.5H/日
・有給というシステムが無い
これはまさに法律違反です。

 

▼こちらの記事もどうぞ▼

建材会社の配送と営業の仕事内容は!? 零細企業への転職に大失敗した恥ずかしい話
従業員5名の零細企業の建材会社に転職しましたが4ヶ月で辞めました。 少ない従業員の零細企業はアットホームで暖かいイメージだったけど 実際に働いてみてその幻想は打ち砕かれました。 45歳で住宅建材の配送をやるにはけっこうキツい!...

 

従業員数人の零細企業によくありがちですが
社長の言うことがルールだ、という雰囲気。

そもそも労働法の事をよく知らない場合もあります。
昔からの慣例でそうなっている場合もあります。

どちらにしても法律違反を堂々と行い
従業員側から言っても聞く耳を持たないのがブラック企業です。

40代の転職で苦労して入社した僕は
このブラック企業に結局4ヶ月も働いてしまいましたが
今考えればそれと気付いた時点で退職するべきだったと思います。

僕はこのサービス残業と有給システムの事に気付いた時、
同じ職場の人にどうなっているのか質問しました。

そしたら、僕以外の従業員は
「昔からそうみたいですよ」
と言い、まったく疑問を持っていませんでした。

ブラック企業に勤め続けている人は
理不尽なシステムにも疑問を抱かずに続けている人ばかりです。
こういった人が居るのがブラック企業が無くならない原因だと思います。

ブラック企業から抜け出したい

ブラック企業から抜け出したい

もう一つ僕が働いていた会社がブラック企業だった話をします。

ここも45歳の時に入社したスクラップ会社です。
仕事内容は鉄くずの収集運搬ドライバー。

入った初日に違和感を覚えました。
社長を頂点とした完全な階級社会で、
底辺に位置する人はボロボロの作業着に潰れかけたトラックで仕事をしていました。

上流階級社員になると自前の作業着に新車のトラックで簡単な仕事を優先的に選択して仕事をしていました。

このまま働いていても奴隷のような生活になるのは目に見えてますし
ここの会社も有給のシステムが無いとわかったので
入社3日で退職することを決意しました。

 

▼こちらの記事もどうぞ▼

スクラップドライバーに転職して3日で辞めた話 鉄くず屋の求人と仕事内容とは?
スクラップ(鉄くず)の収集運搬の仕事に転職して3日で退職した話をしたいと思います。 以前働いていたバキュームカーの仕事と同類の産業廃棄物の収集運搬の仕事です。 産業廃棄物の処理業者の離職率は高めです。 その理由がわかったのがこの職...
スポンサーリンク

 

この会社がブラック企業か?と言われれば
根拠は有給システムが無いということですが
それ以上に階級社会の理不尽さに嫌気が差しました。

このように産廃系の職場の場合、
人間関係の複雑さがブラック企業的な雰囲気を醸し出していると思います。

ブラック企業と気付いたら即日退職

ブラック企業と気付いたら即日退職

もし、入社後にその会社がブラック企業だと気付いた場合はどうすれば良いでしょうか?

まず、戦略として
【入社3日以内にブラック企業判定をする】
ということが考えられます。

入社3日以内なら社会保険の手続きや雇用保険の手続きもまだ行っていない段階なので
(早い会社は3日と経たずにやっている場合もあるが)
経歴が汚れなくて済みます。

つまり、手続き上は入社していない事になるので
次に就職する際にわざわざ3日で辞めたなどと申告しなくて済みます。

雇用保険の手続きを行ってしまった場合は
次の職場に提出する【雇用保険被保険者証】という書類に記載されてしまいます。

なので短期間で退職したという事実がバレてしまうわけです。

なので戦略的にはこの雇用保険の手続きが行われる前に
ブラック企業かの判断を行い、ダメなら即退職するという選択をするようにします。

このことから、入社初日、2日目、3日目あたりは
会社全体に目を光らせてさまざまなチェックを行いブラック企業判定をしてください。

なので入社前にチェックする箇所は入社前にしっかりと行い
入社後にしかチェックすることが出来ない箇所は直ぐにチェックをしましょう。

入社後にするブラック企業チェック項目

入社後にするブラック企業チェック項目

では入社後に判定する項目について考えてみます。

面接時や入社前にチェックする項目以外に
どうしても入社後にしかチェックすることが出来ない項目を挙げてみます。

・給料額、ボーナス額
・残業の実体
・休日の実体
・パワハラ、セクハラ

これらの事を秘密裏に調べ上げブラック企業判定を行わなければいけません。
なので入社してからはかなりハードなミッションをこなす必要があります。

教育係から会話の中で聞き出したり、職場のメンバーから仕事中や休憩中に聞き出したり
事務員に書類等を提出する際にそれとなく聞き出したり、と
スパイ並に神経を使って巧みな会話術で本音を聞き出してください。

上記の項目を聞き出し、あなたの中のブラック企業判定基準と照らし合わせて
その会社がブラック企業かどうかを判断してください。

そして不幸にもブラック企業であった場合は
心を鬼にして即日退職のミッションを実行してください。

辞めるという選択をしたにも関わらず、
だらだらと勤め続けることこそ最も避ける事態になります。

最悪、退職代行というサービスもありますので利用してみるというのも手だと思います。

まとめ

ブラック企業かどうかはその人の価値基準によるところもあります。
悪質な法律違反は誰が見てもブラック企業ですが
程度の軽い法律違反や人間関係の問題はその人の判断によるところが多いです。

どちらにしても入社する前にあなた自身のブラック企業の基準を考えておくべきです。
譲れる部分は譲る、こだわるところはこだわる、
とあなたの基準を具体的にまとめておいてから転職活動を行ってください。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました