ブラック企業を見極める面接での逆質問とは 入社前に判断する方法

ブラック企業を見極める面接での逆質問 転職の話

40代という年齢で就職できる仕事というのは20代で見つける仕事よりも
ブラック企業である確率が相当アップします。

冷静に考えればわかりますが本来なら20代、30代の若手社員を雇いたいところを
40代の転職者にするということは相当人気が無い仕事だと言えます。

なので、40代の転職者に門を広げてくれている仕事先は
初めから疑ってかかった方が間違うことが少なくなります。

そんなブラック企業をまずは面接の時にチェックする方法を考えてみたいと思います。

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ブラック企業を見極める質問

ブラック企業を見極める質問

まず、何をもってブラック企業と言うかという定義の問題になると思います。
どこの会社でも
「うちの会社はブラック企業だから」
とちょっとした規則や対応を自虐的に言うことがありますが
そこまでブラック企業を拡大解釈はしません。

まず、ブラック企業は法律違反をしています。

残業時間数超過、有給を取らせない、サービス残業、暴力、パワハラ、セクハラ
など、悪質な法律違反を組織ぐるみで行っている会社をブラック企業と言います。

典型的な例を言うと
・定時が終わってタイムカードを押してからサービス残業を強いられる
・有給休暇のシステムが無い(僕が前に働いた会社がこれでした)
・暴言・暴力が日常の営業チーム
・お酒の席へコンパニオンのような対応を強制するセクハラ
このような事例は完全に法律違反を犯している悪質なケースです。

逆に言うと、面接時の会話の中でこのような事が無いか1つ1つ質問をしていけば
ブラック企業に就職するという確率はグッと減ります。

しかし、さすがに暴力やパワハラ、セクハラなどは会話や質問ではなかなかわからないものです。
多少は面接時の雰囲気でなんとなく感じることは可能かもしれませんが
疑わしいと思い入社をするのを辞めることは考えずらく
この辺の真偽は入社してから確かめるしか方法はありません。

ブラック企業は面接の録音で判断

ブラック企業は面接の録音で判断

転職の時の面接でブラック企業を見極める方法として是非やってほしい事柄として
「面接の録音」を推奨します。

今ではスマートフォンの録音機能を使って簡単に録音をすることができます。
大企業では上司や部下との会話を日常的に録音して
言った、言わないの論争の解決法として機能しています。

転職時の面接でもこれがそのまま当てはまります。

面接の時に約束してくれた仕事全般の事柄を
入社後に反故にされることも考えられるので
その対策として面接の録音をおすすめします。

また、ブラック企業の雰囲気が漂っている会社の判断を
自分以外の誰か(親、友人など)に録音した面接を聞いてもらって意見を聞くということも可能です。

就職の面接は1時間を超える時間になることも珍しくなく
後からどんな会話をしたかすべてを記憶することは不可能です。
後から思い起こすためにも録音をしましょう。

スマートフォンで録音する時の注意点は
面接時に電話やメールの着信音が鳴らないように
「機内モード」に設定して電話やメールが入ってこないようにしておきましょう。

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面接時にはスマホの電源はOFFがマナーですから
電源が入っていることがバレないように注意が必要です。
機内モードに設定しておけば大丈夫です。

面接での逆質問集

面接での逆質問集

では具体的に面接時にどんな質問を投げかければ良いか考えてみましょう。
逆質問という形でもいいし、面接官との会話の中で引き出しても良いでしょう。

面接を受ける立場で考えると
面接時にクリアにしておきたい事柄は

・残業(残業時間の総数とすべて支払われるかどうか)
・休み(休みの日数と休日出勤の有無、長期連休の休日数)
・仕事(仕事がハードでないか、人員は適切か)

大きく分けるとこの三つに集約されると気づくと思います。

ではその1つ1つに具体的に考えていきます

残業

「朝はだいたい何時くらいに皆さんは出社されるのですか?」
定時刻前に出社させて時間外賃金を払わないケースがとても多いです。
定時の30分前以上に強制的に出社させるような会社は良い会社と言えません。

「どういった生活パターンになるのか気になります。退社できる時間はだいたい何時くらいになるのでしょうか?」
残業は何時間くらいやるのか、聞きたいところですが遠まわしにこういった感じで聞きます。

「そうしますと、大体の月間残業時間は平均すると○○時間くらいになりますか?」
残業がすべて給料に反映されるのかどうか、が聞きたいところなので遠まわしにこうやって聞きます。
ダイレクトに残業はすべて付くのか、と聞いても良いでしょう。

休み

「年間休日は○○○日と書いてありましたが、この中から休日出勤として出ることもあるんですか?」
休出がどれくらいか、を聞きたいところなのでこうやって聞き出します。

「そうしますと、大型連休はだいたい1週間のお休みになりますか?」
求人票に書かれている年間休日から大型連休の休みの数を算出して聞き直します。

「(祖母を病院に家族で交替で送り迎えをしている関係で)平日に有給を取れると助かります。もちろん有給が発生してからのことになりますが、平日に有給を取ることも可能ですか?」
病院の送り迎えなどの言い訳を作ってどうしても有給を取りたいと申し出るといいでしょう。
ブラック企業は有給を平日に取得する文化が無いからです。

「有休取得率を教えてください」
ある程度大きな会社だったらこの質問をすれば具体的に教えてくれます。
小さい会社だと、ポカーンとした表情になり、されて濁らされてしまいます。
逆ギレされるかもしれません。

仕事

「1人前に仕事を覚えるまでにだいたいどれくらいの期間が掛かりそうですか?」
ブラック企業は教育期間が少ない場合が多いです。
この後の質問で「どういった教え方になるのでしょうか?」と聞いても良いでしょう。

「今回の求人は欠員補充ですか?追加での募集になるのですか?」
誰かが辞めるから求人を出しているのか、事業が拡大して追加補充をするのか確認します。
欠員補充の場合はどうして辞めるのか聞いても良いでしょう。
欠員補充の場合はブラック企業率がググッと高まります。

まとめ

ブラック企業を避けるために、まずは面接でチェックをしましょう!
40代が入社できる会社はかなりの高確率でブラック企業の可能性があります。

かならず、面接の時の会話で聞き出すか、逆質問で正体を暴きましょう。

あと、ブラック企業の特徴として採用担当者がDQNの場合が多いです。
会社側に社長+採用担当者の2名が出てきた場合
この採用担当者がDQNな野郎だったらブラック企業の臭いがプンプンします。

社長の下僕のDQNが採用担当者の場合は疑ってかかりましょう。

そう考えると転職時の面接はいろいろチェックするところもあるし
楽しめると思いませんか?

 

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