僕は40代に転職を7回した経験があります。
そんなに自慢するわけじゃないですが(笑)
ちょっと40代の転職業界のことについてはちょっと詳しいです。
10年ちょっと前のリーマンショックの時ももれなく転職活動をした経験があります。
その時はまだ37歳でしたが相当厳しい状況でした。
そんなリーマンショック後の転職市場のことを思い起こしながら
今回の新型コロナショックでどのくらい転職市場が冷え込むのか考察してみたいと思います。
リーマンショック後の転職市場
2008年に起きたリーマンショック。
その後の2009年、2010年と続いた大不況。
僕がその時期、退職したのが2010年8月、リーマンショック不況の真っ只中でした。
ちなみにその頃の最低の有効求人倍率は0.83倍。
2019年の平均が1.60倍なのでこれから転がり落ちるように下がっていくことが予想されます。
すでに新卒の内定者が内定取り消しとなっている事例もあるくらい
就職、転職市場に影響がモロに出てきています。
いまでもあの当時の事を良く覚えていますが
初めてハローワークに仕事を探しに行った時に求人票を見せてもらったんですが
あっという間にすべての求人票を見終わってしまいました。
それで、37歳の僕が受けれるような会社はたった3社!
順番に受けていこうと考え、
一番良いと思う会社に応募して直ぐに面接をしてくれて
面接後のお礼状まで速達で送りました。
最終的に落とされたんですが、お礼状の事を褒めてくれました。
そして2番目の会社に応募したら、もう締切る直前だから履歴書を今日持ってきてくれとムチャ振りされましたが
その日のうちに履歴書を届けて、2、3日の内に面接をしてくれました。
そしてこの会社にも面接後のお礼状を速達で送りました。
このお礼状が効いたのか?見事合格!
晴れてリーマンショックの真っ只中に転職をすることができました。
新型コロナショック後の転職市場
今回の新型コロナショックが転職市場にどう影響するのか?
いろんな専門家がテレビやyoutubeで議論をしていますが
どの方もかなり深刻な状況になっているとおっしゃっています。
まだ新型コロナが収束してない事を考えると
まだまだ状況は悪くなっていくと考えられます。
おそらく、リーマンショックよりも悪い状況になっていくでしょう。
ということは求人も激減、ハローワークに行っても求人自体が無いということにもなりかねません。
リーマンショックが起きたのが2008年9月、
僕が転職活動していたのが2010年8月。
少なくとも2年以上は転職市場が悪い状態が続いたということになります。
そのことを考えると、新型コロナショックで転職市場が冷え込むのは少なくとも2年以上は掛かるということになります。
なので現実的に考えると、40代で転職中の人、もしくは転職をしようと考えている人は正社員になるのを諦めた方が良いかもしれません。
現時点で40代が正社員になるのは非常に厳しいです。
その上で新型コロナショックで大不況になったら・・・。
40代の転職者は非正規社員として景気の良い会社を渡り歩くというのが一番現実的な方法かもしれませんね。
まとめ
2020年3月の現時点でも大不況になるのは確定的です。
しかもどれくらいの規模になるかも想像もつきません。
しかし、もっと大きなスパンで考えればかならず不況を乗り越え景気の波がやってきます。
10年前の、あのリーマンショックですら乗り越えて景気が良い状態まで立ち直ったのですから
今回の新型コロナショックもかならず乗り越えて良い景気が再びやってきます。
僕自身も考えていることですが、嵐が過ぎ去るのをジッと待つのも大切だと思います。
リーマンショックを経験してきた分だけなんとなく冷静に考えることができるような気がします。
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