トラック運転手が大量定年で長時間労働などの労働環境が好転する!

トラック運転手が大量定年で物流崩壊|2027年には4分の1が減少 転職の話

ニュースイッチというニュースサイトに
『トラック運転手が大量定年、迫る“物流崩壊”』というタイトルで
トラック運転手の大量定年問題がクローズアップされた。

それによると2027年にはトラックドライバーの人数が現在の4分の3に減ってしまい
物流に支障をきたすということだ。

トラック運転手の高年齢化は以前から問題視されてきていたが
ここに来ていよいよ待った無しの状態に差し迫ってきた。

僕も約1年前に大型トラックドライバーに転職して
あまりの長時間労働と職場内の度重なるイジメによりたった3ヶ月で退職したという経験を持ちます。

はっきり言えば、
「こんな労働環境では誰だって辞めるわ・・」
と捨て台詞を言いたくなるほど悲惨な環境なので
このニュースを見たときには、
「やっぱりな・・」
と、みょうに納得してしまった。

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トラック運転手が大量定年で物流崩壊|2027年には4分の1が減少

トラック運転手が大量定年で物流崩壊|2027年には4分の1が減少

ニュースイッチによるとトラックドライバー不足が年々進んで
2027年には現在より24万人不足するようだ。

トラック運転手が大量定年、迫る“物流崩壊” ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
トラック運転手不足による“物流崩壊”が迫っている。2027―28年になると必要な運転手の人数に対して25%の人材不足が生じるとの試算がある。単純に考えると企業は4回に1回は商品の輸送をあきらめる計算だ。...

これはドライバーが定年を迎える自然減と
新たにドライバーになる人を差し引きすると
高齢化が進んでいるので減少スピードが早すぎて新人の補給が間に合わない結果となっている。

その要因として労働関係のデータによると
トラックドライバーの年間平均労働時間は全業種平均よりも2割増で
1日あたりに直すと約2時間ほど多い計算になる。

トラック運転手の待機時間や労働時間の問題が改善する

トラック運転手の待機時間や労働時間の問題が改善する

この発表を受けて荷主である大手メーカーは危機感を持ち

ホワイト物流を実現すべく「自主行動宣言」を提出した。

つまり業界をあげてトラック運転手の労働環境の改善に力を合わせていくそうだ。

はっきり言えばトラック運転手の労働環境は悪すぎる。
荷主の都合で待機時間が発生して、当然、長時間労働に陥ってしまう。

荷物の積み下ろし労働の過酷さの問題や
交通事故を起こした時のペナルティや給料の激減問題などなど・・

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普通の感覚の持ち主だったら、まずトラックドライバーの仕事はやらないであろうヒドさだ。

しかし、今回の大手企業の「自主行動宣言」を額面通り受け止めれば
ひょっとしたらトラック運転手はけっこう良い転職先になるのではないかと思えてきました。

トラック運転手の過酷さは結局のところ荷主の都合によるところが多いので
その荷主である大手企業がこぞって改善をしていけば
ひょっとしたら待ち時間や長時間労働の労働環境問題は今すぐにでも改善することができる。

どちらにしてもトラック業界の求人は売り手市場であることは間違いないので
できるだけ規模の大きな運送会社、しかも荷主も大手企業であれば
ひょっとしたら今回の「自主行動宣言」の恩恵にあずかれるかもしれない。

トラック運転手の人手不足問題を改善するにはホワイト企業化が必須

トラック運転手の人手不足問題を改善するにはホワイト企業化が必須

トラック運転手が敬遠される理由として長時間労働が挙げられる。
仕事で拘束される時間が長いと特に女性が敬遠するだろう。

ましてや子供がいてトラック運転手として働くのは実質無理がある。

単純に女性でもトラック運転手になろうと思うくらいの労働環境でなくては
人が集まるとは思えない。

女性のトラックドライバーが増えれば人手不足は解消されるだろう。

もし仮に、トラック業界がホワイト企業化されれば
40代以上の転職者にとっても歓迎すべきことになる。

なぜなら、いままで転職者がトラック運転手を敬遠してきた理由は
長時間労働、低賃金、人間関係などの労働環境が劣悪だったからだ。

そこが改善されるなら人気の職業になる可能性も秘めていると思います。
トラックの運転という仕事自体が嫌いというわけではないので
工場で働くよりも人気が出ると思うのは僕だけではないですよね?

まとめ

「自主行動宣言」がされましたが、
実際に行動するのはおそらく大手企業だけでしょう。

2027年には人手不足になって中小の運送会社が人手不足で事業が立ち行かなくなってくると思います。
業界再編されるために一旦、ダメになるところまで行き着くのではないかと思います。

なので、転職者のスタンスとしては、あくまで大手運送会社の一択で間違いないと思います。
大手に入れないならトラック運転手は諦める、それくらいの覚悟でのぞみましょう。

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