期間工の達人ともなると様々なメーカーの期間工工場をループするそうです。
まさにプロの期間工!?
プロ期間工は入社時にもらえる「入社祝い金」をゲットして1年以上働きます。
そして契約満了と同時に「満了金」をゲット。
期間工の契約満了時には待機期間なしで失業保険が出るというシステムを利用して
「失業手当」をゲット。
失業手当が出る期間が過ぎたら、今度は別のメーカーの期間工として働き出して
「入社祝い金」⇒「満了金」⇒「失業手当」⇒「入社祝い金」・・・・・・
というような期間工のメーカーを渡り歩きます。
今回はその方法について解説します。
期間従業員募集(期間工)入社祝い金のループ
期間工の入社祝い金とは
期間工になる人が少ない時期(労働売り手市場の時期など)に
各自動車メーカー、部品メーカーは「入社祝い金」という人参をぶら下げて
期間工員を大々的に募集しました。
あるメーカーが入社祝い金を10万円に設定すると
他のメーカーは負けてはいられないと15万円、20万円と
お互いに張り合い金額を釣り上げていきます。
僕の知る限りではMAXで50万円、70万円という入社祝い金を見たことがあります。
この入社祝い金をもらうには条件が必要となります。
それは、入社して1ヶ月間は在籍していて
尚且つ、出席率○○パーセント以上であること。
このようにある一定期間の在籍を条件にして
入社祝い金をもらってすぐにバックレしてしまうことを防いでいます。
しかし、けっこうな高額の入社祝い金なので
最低限の契約期間(半年が多い)を過ぎたら辞めて
他のメーカーの期間工として働いてそこでも入社祝い金をゲットする
これが期間工の入社祝い金ループになります。
入社祝い金は一時よりは相場が下がってきたので
10万円~40万円の高額を狙うと良いでしょう。
(その時期の相場にもよる)
期間工が任期満了して失業保険をループする
雇用保険(失業保険)を考える上で期間工というのは
ちょっと他ではない特殊な事情があります。
期間工が失業保険で特殊な事とは
『契約満了後には失業保険を待機期間なしでもらえる』
ということです。
通常、失業保険は自分都合で辞めた場合は
失業保険をもらえるまでの待機期間が3ヶ月発生します。
次に、会社倒産やクビ宣告など会社都合で退職した場合は
失業保険の待機期間なしでもらうことができます。
期間工の契約満了で辞めた場合は会社都合となり
失業保険を待機期間なしでもらうことができるんです。
ここで言う契約満了とは3ヶ月なり半年づつに更新している契約を
自分の都合で契約更新しない場合でも適用されるので
実質、自分都合で期間工を辞める場合でも
失業保険を待機期間なしでもらえるということになります。
失業保険をもらうには雇用保険に1年以上加入が必要なので
期間工を1年働けばすぐにもらえることになるので
期間工(1年)⇒失業保険⇒期間工(1年)⇒失業保険・・・・
というような失業保険ループを繰り返すことが可能なんです!
ちなみに期間工で働いた後にもらえる失業保険の額は
年齢や雇用保険を掛けた期間にもよりますが
月額で12万円~18万円くらいになります。
期間工ループはコンボ技を使う渡り鳥
期間工は任期満了するとある一定のお金「満了金」をもらうことができます。
満了金も結構な高額(~40万円)なので途中で辞めるよりも
任期満了までしっかり働いた方がお得です。
なので「入社祝い金」+「満了金」をしっかりもらいつつ
期間工を辞めたらMAXの失業保険をもらう。
そしたら、次のメーカーでまた期間工として働くというループを繰り返すことで
収入をより最大化させることができるんです。
さらに失業保険をもらっている間は
(建前はしっかりと就職活動をする必要があるが)
海外旅行に行ったりエンジョイすることも可能だ。
この期間工ループ、実際にやっている人って結構いるんです。
だいたい、職場で話をしていると
3人に1人は他のメーカーで期間工をしたことがある人です。
期間工は3年縛りや5年縛りがあるので
長くてもそれくらいしかメーカーに在籍することができないので
必然的に期間工ループをする傾向にあります。
上手に失業保険をもらってエンジョイしつつ
期間工メーカーを渡り歩きましょう!
まとめ
期間工の醍醐味は「入社祝い金」と「満了金」です。
この2つが無かったら単なるバイト君と同じになってしまいます。
しっかり高額の「入社祝い金」と「満了金」をゲットしつつ
上手に失業保険を使って次の労働に備えましょう!
働く地域にこだわりが無ければ
この期間工ループは結構強力なテクニックになるので
期間工で働くことを考えてるんだったら是非覚えておいてくださいね。
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