正社員になれない40代が転職して手に職をつける。
40代が人生をやり直し資格を取得するには大工がおすすめです。
僕は前職で住宅の建材を運ぶ仕事をやっていました。
建材の仕事では現場ごとで大工さんと毎日段取りのお話をします。
ちょうど大工さんが休憩の時に行ったりすると、一緒にお茶を飲みながら雑談をすることもしばしば・・。
そんな時に転職の話題が出ました。
その大工によると40代からでもぜんぜん大工としてスタートするのは遅くないそうです。
その時の話を元に40代で大工として手に職をつけて働くことを考えてみたいと思います。
手に職をつけた40代男性の職業は大工
正直、40代で転職して新しい仕事をやるにしてもスタートが遅いと思います。
普通に会社員として働くとすると、65歳で定年を迎えるとしても20年ほどしか働くことができません。
しかし、手に職をつけて職人として働くことができるのなら
定年の年齢以降も体が動く限り働き続けることが可能です。
まさに大工がそのような働き方が出来る職業です。
建材の仕事でお世話になった大工さんの中には定年の年齢よりも上の人がけっこういました。
彼らは個人事業主としてハウスメーカーや工務店と契約して働いているので
基本的に年齢は関係ありません。
つまり、定年は無いということです。
少ない数ですが工務店の正社員として大工をやっている方がいましたが
大手ハウスメーカーの大工さんもほとんどが個人事業主です。
なので大工で使用する工具類も個人で購入して経費として落としています。
車も軽トラックやハイエースなどを経費で購入・使用していました。
まさに完全に個人事業主です。
さすがに月収など収入に関しては聞くことができませんでしたが
忙しい時は土日関係なく仕事をするし、
暇な時期は毎日仕事が無い時もあるそうです。
収入に関しては不安定だと言っていました。
40代で手に職をつけるには
40代から大工を目指すのはぜんぜん遅くないと思います。
僕が今から大工を目指すならこういったルートが良いと思います。
教育訓練給付制度を利用して大工の仕事に活かせそうな内容の講座を受講
まず、全くの未経験からスタートするのでハローワークの教育訓練給付制度を利用して格安で大工の基礎を学びます。
うまくいけば失業保険を給付しながら通うことが出来るはずです。
大工の知り合いルートで大工の見習いから始める
もしも大工に知り合いがいれば、働かせてくれる人がいないか聞いてみます。
大工は個人同士のネットワークがけっこう発達しています。
自分の仕事が暇な時は知り合いの仕事を手伝ったり、上棟の時に呼ばれたりと
相互補助のネットワークがあるんです。
そのネットワークで見習いとして働ける場所を探してもらいます。
もし、知り合いが一人も居ないならハローワークや求人誌で探してみると良いでしょう。
まずは大工として1人前になることが重要です。
大工のネットワークを利用して良い仕事を受ける
大工として1人前になったらどんどんネットワークを広げていきましょう。
大工で成功している人は自分が頭になり人を何人か使って仕事を受けています。
複数の現場を並行してやれるようになると収入もアップしていくはずです。
手に職をつけて大工になれば大きく成功することは難しいかもしれませんが
体が動く限り職人として食べていくには困らないと思います。
仕事の量もある程度自分で調整しながら自分の裁量で仕事をしていくには良い職業かもしれません。
仕事何がしたいかわからない40代が増えています
40代で仕事を辞めて転職を考えている人は
とりあえず食っていくために仕事を探しています。
やりたいことがあって仕事を探している人は極小数で
ほとんどの人が何がしたいかわからない中、転職活動をしているんです。
そういった40代は手に職をつけて働きたいという願望があると思います。
僕もそうでした。
手に職があれば仕事に困らないはずだ・・
そう考えて職人さんに憧れていました。
もしも40代でこのような職人さんになろうと本気で考えるなら『大工』という職業も良いのではないでしょうか?
まとめ
今の若い人は知らないかもしれませんが
僕が子供の頃は将来なりたい職業のランキングに大工が入っていました。
それほど大工は人気の職業だったんです。
現在の大工は昔ほど技術が必要ではありません。
プラモデルを組み立てるような感覚で家を建てていくので
40代から大工を目指すこともぜんぜん可能なんです。
数ヶ月ごとに違う現場に移動していくし
完成した新築の家を眺めると達成感のある仕事だと思います。
こういうのが好きな人は大工という生き方もアリじゃないでしょうか!?
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