福山通運の中途採用試験を受けてみた 面接や筆記試験の内容は！？

福山通運のドライバーの中途採用試験を受けた時の事をまとめてみます。
トラックドライバーになろうと思い、いろいろな会社の事を調べたり
実際にドライバーの中途採用試験を受けたりしていました。

その中でも全国的に知名度もあり、
街中でよく見かける福山通運の募集が出ていたので中途採用試験を受けてみることにしました。

福山通運の仕事内容や口コミはけっこう辛辣な評判が多かったんですが
それ以上に全国区の知名度と給料の高さに惹かれて面接を受けることに・・。

そして実際に面接を受けて、合格をいただいて、
結果的に採用を辞退するまでの流れを詳細にまとめてみます。

福山通運の中途採用試験

45歳になった僕はトラックドライバーなら就職できるに違いないと思い
運送業での求人を探していた。

その中でも福山通運やヤマト運輸、西濃運輸などの全国区の運送会社なら
安定した仕事と収入を得られると思い積極的に受けてみようと考えた。

そしてちょうど募集していた福山通運の求人内容は
（今思えば常に求人をしていたのだが・・）
月給20万以上、年間休日110日、8：00～17：00（実労8時間）
という一般的な内容。

しかし大企業らしく家族手当などの各種手当や残業代もしっかり出るし
年２回の賞与もあるという。
そして年収で500万以上も可能ということも書いてありました。

まあ、額面通り受け止めれば｢いい内容じゃん！？｣ってことになるんで
早速、自分の地域の営業所に電話して面接のアポイントメントを取りました。

福山通運の面接と筆記試験内容

面接当日、服装はいつものスーツとネクタイを締め、
福山通運の営業所に出向いてボロボロの事務所に案内されました。
応接室とか特別な部屋ではなく、休憩所？的なざっくばらんな部屋で営業所長と初対面。

所長の年齢は40代半ばくらいでちょうど僕と同じくらいでした。
他の地域からの単身赴任者のようで所長クラスはそうやってグルグルと回っているんだそうです。

そうした雑談から面接は始まりました。
履歴書と職務経歴書さらっと見て、いままでの仕事について簡単に質問を受けました。
仕事内容については聞かれましたが、辞めた理由については全く聞いてきませんでした。

意外かもしれませんが中途採用の面接で前職を辞めた理由を聞いてくるところは半分半分といったところで
ましてや根掘り葉掘り聞かれたことはありません。

40代の行くような底辺系の職場ではこういった傾向があります。

所長と僕は年齢的にも近いということもあり
この面接の時点で単刀直入に是非働いてもらいたいとおっしゃっていました。

この面接の後に受ける筆記試験は形式的なことで
いくら点が悪くても合否には関係無いと言っていました。

その筆記試験の内容は、
・簡単な計算問題（足し算程度）
・漢字の読み書き（小学生レベル）
・交通法規（免許の試験に出るような内容）
・全国地図（地図の場所から県名を答える）
と常識があれば半分も答えられる程度。

唯一、全国地図だけは覚えて行けば対策になると思います。

そして、最後に免許証の点数について聞かれました。
｢運転記録証明書｣というものを採用前に提出する必要があるということで
覚えている範囲で過去5年の間の違反した内容を書かされました。

僕は幸い5年間は違反無しだったので、無いと書いたんですが
もしここで無いと書いても｢運転記録証明書｣からバレてしまうので正確に書いたほうが良いです。

そんなこんなで、面接と筆記試験は終了しました。

最後に、所長がおっしゃっていたのは
｢私としては一緒に働いて欲しい。しかし本社に履歴書などを送って許可がでなければならない｣
｢でも多分大丈夫｣
ということでした。

結局、よほどのことがない限り面接は合格で
むしろ免許証の違反の方が大事のようでした。

福山通運の中途採用試験合格に辞退した理由

福山通運の中途採用試験を受けた後に｢運転記録証明書｣を取得して営業所に持って行きました。
そして１週間くらいで中途採用試験に合格したと電話がありました。

実はその時、他の運送会社を受けまくっていたので、率直に
｢他の会社も受けているので返事を待って欲しい｣と伝えました。

しかし、ホントの事を言うと
この採用結果を待ってる間に福山通運の評判をネットで調べまくって
けっこう酷い事が書かれていたのでビビってました。

その内容とは、｢福山通運 評判｣とかで調べればザクザクと出てくるんで見てもらいたいんですが
ざっくり言うと、
・朝早くから夜遅くまでの長時間勤務
・休みもなかなか取れずに休出が当たり前
・会社は従業員を酷使している
・トラックで事故ると倉庫内作業になり給料が激減する
といったような内部告発的な内容も見られました。

で、僕が最も気になったのは
｢1日何時間働くの？｣
｢求人票では8時-17時となっているが実際は？｣
こういった事、

僕がこの点をクリアにするためにとった行動は
福山通運の営業所の前で監視すること(笑)

実際に朝と夕方以降に福山通運に行って営業所の前で見ていると
朝は6時前から、夜は9時以降までトラックので入りがあるじゃないですか！

もちろん朝と夜の人員は違うとは思いますが
こりゃ、相当な時間働いているな、と思いました。

結局、まだ他の運送会社での採用が決まっていないにも関わらず
福山通運には採用辞退の連絡を入れました。

収入の面ではある程度はもらえそうではありましたが
長時間勤務は絶対に嫌だったので採用辞退という決断を下しました。

まとめ

今回、福山通運の中途採用試験を受けてみたんですが
自分が実際に働く会社は徹底的に調べてから入社したほうが良いと感じました。

僕は福山通運の営業所を監視してみて仕事の実態が見えてきたし
僕の生活パターンにはなれないな、と感じました。

あのまま福山通運に入社していたら絶対に長くは続かなかったと思います。

特に、内部からの評判は
現在はネット上でいろいろと調べることが可能です。

そのネット上の評判プラス、実際に会社を訪問してみたり
面接時に聞いたりして総合的に判断しようと思いました。

今回はそういった意味でも実りがありました。

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