僕は40代で会社を辞めて転職をしました。
結論から言うと転職してかなり悲惨な状況に陥りました。
今回はそんな40代で転職した時の物語を話したいと思います。
特にその時感じたこと、考えていたことなど僕の内面を中心にお伝えできればと思います。
今までの人生の中で16回も転職を繰り返してきましたが
今、冷静に考えれば辞める事はなかったな、とか
あんな良い会社を辞めてしまってもったいなかったな、とか思ったりもします。
気持ちの面で抑えることができずに感情に任せるままに突き進んでいった結果が現在です。
期間工の寮の窓から、見慣れない風景を見ながら僕の人生を振り返ってみると
選択のミスを何回も繰り返して後悔しています。
かつてのボクと同じような状況になっている人には反面教師にしてもらい
現在うまく行っている人には落ちぶれた僕を笑ってもらえたらと思います。
▼その他のストーリーはこちらをどうぞ。▼
第1話 上司と揉めて会社を辞める
第2話 昼は転職活動しながら夜は派遣の生活
第3話 40代の転職の面接でよくある出来事
40代で転職して悲惨だった物語|上司と揉めて会社を辞める
今振り返っても人生の一番の選択ミスだったのが46歳の時に会社を辞めてしまったことです。
39歳でなんとか転職できた産廃会社にちょームカつく上司がいました。
入社した当初から高圧的な態度で、今で言うパワハラが日常の上司でした。
とは言え、せっかく39歳でなんとか入社させてもらった会社なので
ヘイヘイ言いながら従った振りをしていました。
たまに激高して怒鳴り散らされたり、他のメンバーの前で恥をかかされたりされていました。
そしてついに喧嘩もんかの騒動になり社長に辞めると宣言してしまいました。
産廃会社に入社するでにも10回ほど転職を繰り返してきた僕なので
ぶっちゃけ今まで通り難なく転職してやるよ!と考えていました。
喧嘩騒動から3ヶ月後に辞めるまでの間に転職活動をしてみたんですが
はっきり言ってロクな仕事がありませんでした!
・完全週休1日制の昭和な雰囲気の仕事
・やけに高給じゃん!?と思ったら完全歩合の営業の仕事
・年齢不問のトラック運転手
・3K間違いなしの清掃の仕事
40代で応募できる仕事というのはこのような仕事ばかり・・・
まあ、考えてみればそうですよね?
40過ぎのおっさんをあえて採用しようと考える仕事なんですから
不人気の仕事に決まっています。
結局、産廃の仕事を辞めるまでには再就職先を見つけることができませんでした。
というか、まだ仕事を選んでいました。
退職後に来る国民健康保険料の金額にビビった
退職する間に仕事が見つからなかったけど、仕事を辞めれば1日中仕事探しをできるんだから直ぐに見つかるさ、と考えていました。
しかし、会社を辞めて次の仕事が見つかるまでの間は、国民健康保険と国民年金に加入しなければいけません。
手続きしないといけない、くらいには考えていましたが
その保険料の金額についてはまったくノーガードでした!
たしか市役所に手続きに向かい、窓口で国民健康保険の保険証と納付予定額をもらいました。
そして何げにその金額を見て目を疑いました!
年間の保険料で約45万円、毎月3.8万円を納めるないといけないんです。
産廃会社では残業や休出が多くて年収で500万円くらい稼いでいたんで保険料がメチャ高くなってしまったようです。
市役所の受付のお姉さんの顔を見ながら「ゴクリ」と生ツバを飲み込んだのを今でもよく覚えています。
そして口の中が乾き始めて顔面蒼白になってきました。
「どうしよう・・」
ある程度は貯蓄をしていましたが、この国民健康保険と国民年金のお金は想定外でした。
しかも、国保3.8万円、国民年金1.6万円
毎月5万円以上が消えていきます。
さらに、後でわかったことですが住民税の支払い通知もやってきます。
これも月額で2.5万円くらいです。
もはや一刻の猶予もありません。
すぐにでも就職先を決めて働き始めなければこれらのお金も払っていくことはできなくなってしまいます。
まとめ
というわけで、上司と揉めて退職することになった僕は
退職後に国保と国民年金と住民税の請求に驚愕することになります。
ここからわかることは、退職するするのなら退職後にどれくらいの金額が請求されるのか調べておくべきということです。
前年度の年収から計算すれば大体の金額は算出することが可能です。
仮に、次の仕事が決まっているとしても
その会社がブラック企業だった場合、直ぐに退職することになります。
そうすると結局、僕と同じように国保等のお金が必要になってきます。
どちらにしてもこれらのお金を即金でポンっと払えるくらいのお金を持っておくべきだと思います。
この後のストーリー【その2】へ続きます。
▼ストーリー【その2】はこちら▼
コメント