新型コロナの影響で不況が現実のモノになってきました。
現時点(2020年4月4日)でリーマンショックを超えた不況になっているという専門家もいるくらいです。
おそらくリーマンショックを超えるどころか、予想も付かないほどの大不況になりそうな勢いです。
飲食業、旅行業、宿泊業などを筆頭にさまざまな業種で、軒並み倒産レベルの大ピンチに陥っている状態です。
この状態では間違いなく求人が激減するでしょう。
今回の新型コロナショックで煽りを受けた業界は、この先も、同じような感染症が流行れば打撃を受けるリスクを抱えています。
経営者も従業員も今回の騒動で学習したので、この業界自体で働くのを敬遠するようになるでしょう。
転職者にとって今までにないくらい最悪な状況になっていることは間違いありません。
しかし、どういった経緯で転職することになったかはさて置き、
この状況でどうやって転職先を見つけるのが良いか考えてみました。
リーマンショック後の大不況で転職活動をした経験を元に
それ以上の不景気である新型コロナショック時に転職をする方法を解説します。
新型コロナショック不況とオリンピック後の不況で最低3年は確定
現時点(2020年4月4日)ですでに派遣社員の雇い止めや、正社員でも解雇される人が出てきています。
今後さらに増えていく事は間違いありません。
そんな新型コロナショックの不況が収まらない2021年7月に東京オリンピックが開催されると発表がありました。
仮に、来年の7月にしっかり東京オリンピックが開催されたとして
その後のオリンピック後不況がやってくることになります。
(新型コロナショック+オリンピック後不況)でトータル3年は景気が悪い時期が続くと見ておいたほうが良さそうです。
つまり3年は失業者が多く、求人が少ない状況が続くわけです。
この状況じゃあ良い会社に就職することができる可能性はかなり低いと言わざるを得ませんよね!?
ではそんな状況でも有利に仕事探しをする方法を考えてみます。
不況は転職のチャンス!?
結論から先に言ってしまうと、新型コロナショック不況とオリンピック後の不況で転職する方法とは
派遣で仕事をしながら正社員の仕事を探すというやり方です。
おそらく、ちゃんとした仕事は直ぐには見つからないでしょう。
リーマンショック以上の大不況になるとしたら、1人の採用枠に数十人が応募するような状況になります。
まあ、それでもハイスペックな人材は大丈夫かもしれませんが
高卒の人や底辺系の人、40代、50代の転職者にとっては10社、20社受けても決まらない・・
といった状況になると思います。
さらに、運良く転職先が見つかったとしても
その転職先がブラックかもしれない問題が残っています。
こんな不況だからブラック会社でもガマンして働こう・・
と無理して働いて心を病んでしまう人も出てきてしまいます。
これらの問題を解決するには一旦、派遣社員として工場などで働き、最低限の収入を得つつ
空いた時間で転職活動をするという感じです。
実は、これ実際に僕が使っていた方法で
特に夜勤のある工場で派遣社員として働くのがオススメです。
派遣の仕事自体も少ないとは思いますが、
その時、その時で忙しい業界へ派遣されるようになるので正社員の仕事をゲットするよりは全然楽です。
もちろん正社員の面接に行った際は
「派遣社員として働いて生活費を稼ぎながら就職活動をしています。」
と堂々と説明しました。
派遣社員の給料はホント少なかったですが
最低限の収入はあったので、じっくりと正社員の仕事を探すことができました。
5年前、10年前と現状が違うことをちゃんと認識する
正社員の仕事から派遣社員になるのは抵抗があると感じるかもしれません。
しかし、現在の状況は5年前や10年前と違います。
正社員として転職したとしても派遣社員と同じような給料額しかもらえないようなショボイ会社は山ほどあります。
しかも、そういう弱小会社は有給が取れなかったり、サービス残業があったりと
働く環境が悪い会社が多いです。
なので、下手な正社員よりも、条件の良い派遣社員の方が、給料面と仕事の環境面の両方良いです。
特に大手に派遣社員として働けば年間休日も多く、有給も100パーセント消化できる環境で働くことができます。
5年前、10年前と比べると明らかに条件の悪い正社員の求人が多くなりました。
↑これはマジで考えておかないといけません!
まとめ
できることならこの先、最低3年は転職するのは止めておいた方が良さそうです。
しかし、辞めなければいけない状況もあると思います。
人それぞれ色んな悩みや、環境の中で生活をしているので
たまたま新型コロナの問題と転職しなければいけない時期が重なってしまう人もいるでしょう。
そんな人は、もしもなかなか仕事が見つからないと感じたら
一旦、生活費を稼ぐために派遣で働くという選択肢も考えてみてください。
新型コロナショックやオリンピック不況も、かならず終わって好景気の時期がやってきます。
焦らずぼちぼち仕事を探していきましょう!
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