僕は40代で転職を7回経験しました。
完全にブラック企業だった会社もあれば、自分に合わない会社もありました。
経験的に離職率が高い企業や入れ替わりが多い会社はブラック企業の可能性大です!
そして、福利厚生がしっかりしていない会社も良くありません。
なので入社前に福利厚生の確認方法を理解しておきます。
僕のように40代になって7回も失敗しないように
入社する前にブラック企業かどうか、自分に合っている会社かどうか
確認する方法を挙げていこうと思います。
ポイントさえ押さえておけばブラック企業に入社してしまう可能性はかなり低く抑えることができます。
では、行ってみましょう!
ハローワークの詐欺求人が出される理由
40代で転職を考えている人にとってハローワーク求人は必ずチェックしていると思います。
しかしハローワークの求人ほどカオスなところはありません。
平たく言えばピンからキリまで!
良い求人ももちろんありますが、質が悪い求人も混ざっているのが現状です。
その原因は2つあります。
一つは、ハローワークに求人を出すのが無料だから
企業の採用担当者がハローワークの職員にお願いされて
採用する気もないのに求人を載せているといったこともザラにあります。
このように企業側の真剣度が低い求人が多いのです。
2つ目は、補助金制度を悪用する企業があるからです。
高齢者や若年者、身体障害者など、ある条件の人材を採用した場合
会社に補助金が下りる制度があります。
この補助金目当てに求人を出して人を採用する企業があるのが実情です。
このようにハローワークの求人は慎重に吟味する必要があります。
ハローワークの過去の求人履歴を検索する方法
ハローワークで良い求人票が見つかった場合、その会社がどんな会社か調べますよね?
その一つとして過去の求人履歴を調べることで
その企業がしょっちゅう求人を出している入れ替わりが多い会社なのか
たまたま求人を出した当たりの会社なのかわかります。
特に注意して欲しいのが1年中求人を出しているような会社です。
よくよく吟味してみなければいけないですが
かなりブラック寄りな会社だと言わざるを得ませんね。
では、ハローワークで過去の求人履歴を調べる方法ですが
こちらのサイトに疑惑の会社名を入力して調べてみてください(笑)
求人履歴が非公開になっている会社もあるので注意が必要ですが
その場合は現在出している求人もヒットしないのでなんとなくわかるはずです。
僕が過去(15年前)に働いていたブラック企業と断定できる会社を調べてみたら
22件ヒットしました!
約2年前から常に複数の部署で求人を出していると判明。
まだブラックな内容で経営していたんだ・・と呆れています。
転職エージェントの求人は嘘ばかり
そして40代の陥りやすい罠として転職エージェントがあります。
転職エージェントに登録して転職先を探そうと考える40代の人も多いでしょう。
しかし、よく考えるとエージェントの彼らも営利目的でやっているわけですから
転職が決まらないと彼らにもお金が入ってきません。
ということはわれわれ40代に転職が決まりそうな案件というと
人気のない求人となります。
具体的に言うと介護業界や営業職などです。
このエージェントに紹介される会社にもブラック企業が含まれているから
また話は複雑になります。
中にはほとんど詐欺のような求人も含まれていることを意識して求人を見てみてください。
基本的に40代の転職者には良い案件が紹介されることは残念ながらありません。
転職先のネットの口コミを調べる方法
そしてある程度転職してもよい、という目星がついた会社が現れたら
応募する前の段階で、その会社についてしっかりと調べましょう。
Googleの検索窓に『会社名 口コミ』と検索すると
・会社の評判
・キャリコネ
・オープンワーク
これらの口コミサイトの評判が検索結果として現れると思います。
この中で実際に口コミが投稿されているサイトにメール登録して口コミを確認します。
このメール登録の際に自分の過去の会社の口コミを投稿しなければいけない場合もありますが
どうしても口コミを見たい場合は書き込んで、見てみましょう。
これらのサイトは全国区の口コミサイトなので地元の中小企業は口コミが投稿されていない場合もあります。
そして、あくまで投稿者の主観による口コミなので全部を信じるのではなく
一つの意見として取り入れましょう。
長時間の残業がないか電話で確認する
ブラック企業の半分以上が長時間残業、長時間労働に関する問題です。
あなたが入ろうとしている会社が何時まで人が残っているかを知ることができれば
おおよその残業時間が推測されます。
たとえば17時が定時の会社だとしたら
21時に会社に人がいるということはあまり考えられないでしょう。
逆にもし、21時に人がいるならばその時間まで誰かが残業しているということになります。
それを確認するのが会社に電話をかけるという方法です。
20時、21時、22時など、どの時間で電話を掛けるかの判断は任せますが
「この時間に居たらおかしいだろ!?」
といった時間に電話を掛けてみてください。
もし、電話に出てしまったら
ブラック企業である可能性がググッと上がります。
「間違えました・・」
と言って電話を切り、その会社に応募するかどうかをよく考えて判断しましょう。
長時間の残業がないか直接行って確認する
先ほどの電話での確認方法と同じような感じで
就業時間外にその会社に直接出向き、
人がいるのか?作業をしているのか?
などを道路から観察してみましょう。
電話の場合よりより多くの情報をゲットできますので
面接へ進んで合格をもらった後でも利用できる方法となります。
終業時間ピッタリに出向き
時間とともに従業員が何時に帰っていくのかを
2、3時間張り込みをするという方法もあります。
特に残業時間が気になる・・という人はここまでやったほうが良いでしょう。
面接前に従業員と会話をする
面接で応募した会社に行った時にいきなり受付に行かずに
まず、会社の敷地内をウロウロして従業員が居たら話しかけましょう。
チェックするポイントはこんな感じです。
・挨拶をしてどんな対応をするか
挨拶もまともに帰ってこない会社は良い会社とは言えません。
目を見て話すか、服装は汚れてないか、従業員の年齢構成は・・
など、いろいろと見てください。
そして、作業をしている人が居たら
じっくり観察して、急いでないか、キツそうではないか
などを見てみてください。
とにかく迷ったフリをして(受付を探しているフリ)構内をブラブラと歩き回ります。
するといろいろな情報をゲットすることができます。
面接時に質問する
応募して面接をするようになったら、必ず面接時に逆質問などをして
その会社がブラック企業かどうかを判断しましょう。
面接時にするブラック企業判断は別の記事で詳しく説明しているので
そちらを参考にしてみてください。
▼こちらの記事もどうぞ▼
面接後に電話で確認をする
面接時に聞いた質問で直ぐに回答が得られなかった場合は
入社を決める前に電話で確認をしましょう。
たとえば、具体的な基本給額、手当の額など
面接時に教えてもらえなかった情報は入社の意思を示す前に
かならずクリアにしておきましょう。
まとめ
以上が入社前にブラック企業かどうかを判断する方法になります。
とにかく40代の転職者が応募することができる企業には
かなりの割合でブラック企業が入り込んでいます。
かならず疑いの目で会社を見て、あなたの条件に合うかどうかを
上記の方法で判断してみてください。
焦ってよくわからない状態で入社してしまうのが一番良くありません。
僕のように40代で7回も転職するという失敗を犯さないでください。
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