僕が13年前に働いていた工場勤務時代の給料明細を公開します。
プラスチックの射出成形工場で機械のオペレーターをやっていました。
ちょうどこの時期にあのリーマンショックが起きて
給料が激減したので辞めてしまったんですが
僕が今まで働いてきた中で1番楽しんで仕事ができた職場でした。
年収400万円にも届かないくらいの給料でしたが
今の感覚だと年収400万円なら御の字ですよね^^;
そんな思い出深い工場勤務時代の給料明細を公開します。
工場勤務の給料明細(プラスチック部品製造会社)
僕が30代の時にメッキ工場の次に転職した工場です。
自動車部品となるプラスチック部品の射出成形を行う会社で
従業員50人くらいの中小企業規模の会社です。
前職が時間外労働100時間クラスのブラック企業だったので
この射出成形のプラスチック部品会社は残業も少なく非常に働きやすかったです。
残業も少なめで土曜日はほとんどが休日でした。
大型連休は1週間は休めませんでしたが
それでも年間休日は110日くらいはありました。
しかし、給料明細を見てもらえればわかりますが
非常に給料が安い!
さらに、ちょうどリーマンショックをこの会社で迎えることになり
そのリーマンショック後には残業がゼロに・・
この会社の基本給だけでは手取り17万円代になってしまったので
泣く泣く辞めることにしました。
17万円代に下がっった時の給料明細
結局この会社も2年で退職したのですが
今思えばこの会社が一番楽な仕事で
歳を取った50代になっても続けていけそうな仕事内容でした。
ちょっと残念な気持ちですが、まあ辞めてしまったものは仕方がありません(笑)
工場勤務で30代の年収(プラスチック部品製造会社)
では、この会社で働いていた時の年収を計算してみます。
平均すると残業20時間/月で月収27万円(手取り22万円)
小さい会社の割にはボーナスが多い会社でした。
一番多いボーナスで45万円(税込)をもらったこともありますが
平均すると30万円位とします。
月収27万円×12ヶ月+ボーナス30万円×2回=384万円
毎月残業20時間でこの金額です。
中小企業の工場勤務の年収としては妥当な数字ではないでしょうか。
この会社で扱っている商品はプラスチックなのでまったく重くないんです。
なので作業的にはすごく楽で全く疲れませんでした。
給料が低いのが唯一のウイークポイントだったけど
今なら副業でカバーできます。
こういった体力的にも楽で精神的にも無理のない職場で正社員として働きながら
家に帰って副業に精を出す、というのが一番賢い生き方なんじゃないかと思ったりします。
正社員で手取り22万円でも副業で5万円も稼げば
すごく楽な生活を送ることができます。
今考えればこの仕事が一番良かったな、と思っています。
工場勤務が楽しいと思えるポイント
この射出成形の工場は多くのの自動車部品工場と違って
・商品が軽い・小さい
・工場内が綺麗
ということもあり女性の従業員が半分くらいいました。
やはり工場勤務が楽しいと感じるポイントとして
非常に重要なのが男女比ではないでしょうか?
金属の自動車部品工場の場合はどうしても重い部品が多くなってきてしまうので
女性の従業員が非常に少ないです。
僕が現在働いている(期間工として)大手自動車メーカーの工場は
女性従業員の割合が1割にも満たないです。
僕のいる班は女性の割合はゼロ、全くいません。
女性のいない職場の雰囲気は非常に悪く
やはり職場に花が欲しいと思います。
その点、射出成形の工場は女性がたくさんいましたので
週末に食事会に行ったり、夏にバーベキュー、
飲み会も頻繁に行っていました。
僕も30代だったので同じくらいの年代の同僚と非常に仲良くしていました。
やはり工場勤務で楽しめるポイントとしてこの同年代の仲間が重要です。
工場勤務でも女性がいて、同年代の仲間がいれば
多少給料が安くても働き続けた方がよかったかもしれません。
まとめ
今回は僕が30代の時に働いていたプラスチックの射出成形の工場での給料明細を公開しました。
そしてその時期のおおよその年収も公開しました。
こうやっていくつかの給料明細を眺めていくと
たしかに比べてしまうと給料の多い少ないはあるかもしれませんが
中小企業の年収というのはだいたいこれくらいになるんではないでしょうか。
なので、給料の多い少ないではなく
どんな仕事をやるのか、生活パターンはどうなるか、職場での仲間はできるのか
こういった要素の方が重要だと感じます。
僕の転職回数は現時点で17回。
二度と行きたくないブラック企業もあれば
楽しく働けた良い思い出がある会社もあります。
良い思い出の会社は、やはり良い仲間がいました。
そんな会社に出会ったらずっと働き続けていきたいです。
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